仔猫の物語

□豊臣さん家の清にゃさ!!【驚き!?】
1ページ/2ページ

【驚き】

温かくてイイニオイ。
キモチイにゃ。

あぁ、あたにゃ(頭)がボーっとてる。

なんか明るい。
朝か?

ん?あの黒い大きいはこはにゃんだろ?
それに大きくてフカフカしたものは?

変にゃユメだ。
 
なにかが、俺のあたにゃをなでてる?
やさしいユックリとした動き。
大きくて温かくてキモチイ……。

大きいなにか?

なでる?

なんだかニンゲンみたいだ…。

ニンゲン?

ボンヤリとするあたにゃで回りをみわたす。
 
黒い大きにゃ、たしか「てれび」ってはこに、大きくてフカフカしたやつは「そふぁあ」だったか?
明るいのは太陽じゃない。
たしか「でんき」ってやつだ。

こんにゃの見たことある。
ナワバリをさんぽしたときに、見えないカベから見た。

ここはニンゲンの住み家…。

俺はカッと目を見開いた!!そこには…。

「あぁ!!良かった気がついたんだねぇ!!心配したんだよぉ!!」

目の前にニンゲンがいた!!
急いではにゃれようと起きあがろとして…。

『ふに゛ゃゃやや!!』

ビックリしたのとハラの痛みで、俺はフカクにも大声をあげてしにゃった。
 

終わり


後書き→
 
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ