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□それでも好き。
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ガチャガチャ-
ギィィ…
「ただいま、夏紀(ナツキ)。いい子にしてた?」
ぼくを呼ぶ声がした。
暗い世界に光が射した。
俯いた顏をあげると眩しい光が入って来た。
「はい…、裕也(ユウヤ)。」
決して僕を助ける光じゃなくても僕はこれにすがるしかなかった。
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