07/06の日記

22:46
孕ませ白ツナ
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綱吉さんが孕まされて出産する勇者と魔物パラレル
女体化ではないです








「白蘭!オレがお前を倒しにきた!」






「とか元気に言ってたのはどうしたのさぁー♪」

自分の元へ乗り込んできた時の少年の真似をしながら、白蘭は高らかに笑った。

「ねぇ?一瞬で僕に負けちゃった激弱勇者様ー♪アハハっ」
「ひ…っ!」

笑いながら、平手をバシンと打ちつける。
目の前に晒されている、まだ柔そうな少年の尻に。
すると、少年はびくりと大きく体を震わせて掠れた声をあげた。
ぐちゅぐちゅとその間の窪みを白蘭の昂ぶりに犯されながら。

少年は、この世界に大きな危害を及ばす魔物である白蘭を倒しにきた勇者と呼ばれる存在で、名前を綱吉といった。
けれど物語はよくある通りには進まず、白蘭の言う通り、正義であるはずの綱吉は白蘭の元へ辿り着いた瞬間成す術もなく負けた。
しかも白蘭が敗者である綱吉に科した罰は、ある意味死よりも重く。

「あんなんで本気で僕に勝てるとでも思ったの?あは、信じられない位バカで愚か者だ♪」
「あっ、ひあ…っ!」

白蘭は綱吉を殺さず、それどころか未だ性に関して無知な綱吉を無理やりに犯した。
楽しげに笑いながら、綱吉の尻を打つ白蘭の手は止まらない。
綱吉の尻が赤くなるまでパシンパシンと平手を打ちつけ、同時にずぼずぼと己の熱で綱吉を犯した。
けれど、男に犯されることなんて勿論初めてのはずなのに、綱吉は苦痛を示すどころか白蘭を打ち付けられる度に甘さを含んだ声を漏らして体を震わせた。
幼い陰茎をぷるぷると昂ぶらせ、そこからぽたぽたと雫を垂らしながら。

「だーれも僕まで辿り着いてくれないからつまんなくてさー、君みたいな弱い奴でもわざわざここまで来れる様にしてあげたんだよ?そんなことにも気付かなかった?」

気付かなかった。
本気で白蘭を倒せる、いや倒さなければいけないと思っていた。
一瞬にして、自分が白蘭に敗北するまで。
まさか、こんなにも圧倒的な力の差があるなんて。

「久々に遊びに来てくれたお客さんだ。いーっぱい歓迎してあげよう♪」
「ひううううっ!」

綱吉の体をひっくり返して寝かし、臍の辺りを手の平で撫でて白蘭が笑う。
そこには、ハート型のようにも見える茶色の痣。
そこを軽く撫でられただけで、綱吉は口から涎を垂らしながらびゅくびゅくと射精した。
もちろん、それはただの痣じゃない。
白蘭によって刻まれたものだ。

「あはは、初めてなのに気持ちよ過ぎておかしくなりそうだろ?下も上もこんなに涎垂らしちゃって。赤ちゃんみたいなちんぽもずーっとビンビンだ。特別な魔法をかけてあげたからね♪」
「は…っ、そこっ、さわっ、んふううううっ!」

もちろん、綱吉が淫らになる効果を持ったものだった。
また白蘭の手の平にすりすりと痣を撫でられると、それだけで綱吉の体には激しすぎる快感が走ってしまう。
今出したばかりだというのに、すぐに熱が昂ぶってまた恥ずかしい汁が零れた。
痛い位に、それは何度だって。
しかも白蘭にそれを刻まれてから感度も数倍になってしまったようで、過ぎた快感に狂ってしまいそうになる。
いや、もう狂ってしまいたかった。こんな地獄のような現実なんて。

「君はもうちんぽなしじゃ生きられない恥ずかしい体なんだよ。まぁ、こんなボロクソに負けちゃった勇者なんて、もう恥ずかしくて帰れないだろうけど」
「ん…っ」

ちょうどよかったね♪なんて言われて否定したいのに、頭を起こされて白蘭の昂ぶりを口元にすりすりと擦り付けられると何故か痣の辺りが熱く疼いてしまう。
鼻を突くような白蘭の雄の匂いを、自らすんすんと鼻を鳴らして嗅いでしまう。
そうしてその匂いに口元が緩んで、綱吉はまた上下の口から涎を垂らした。
ダメだ!絶対に思い通りになんてなるもんか!とそれでも綱吉が頭の中で強く誓ってすぐ、綱吉は自分に驚愕した。

「んむ…っ、ちんぽ…ぉ」

何の躊躇もすることなく、綱吉は口元に寄せられた白蘭のそれを咥えてれろれろといやらしく先端を舐め回していた。
頭では確かに拒絶していたはずなのに、体を止めることはどうしても出来なかった。
それどころか、これだけでは足りないみたいに、更に白蘭のものを深く咥えこんでじゅるじゅると何度も吸い上げてしまう。
痣の疼きは体全体に広がって、綱吉は熱を昂ぶらせたままくねくねと腰を揺らした。
恥ずかしいのに、止められなかった。

「ほら、これが欲しくてたまんなくて、目の前にあったら我慢なんで出来ないだろ?君はこの恥ずかしい体でずぅっと生きていくんだよ♪」
「んっ、ふ…っ」

悲しくてたまらないのに、やっぱりどうしても口の中のものを舐るのをやめられない。
綱吉は瞳から何かが流れるのを感じながら、白蘭の袋を掌で揉んで溢れる先走りをちゅうちゅうと啜った。
満足げな笑みを浮かべ、白蘭が綱吉の頭を撫でる。そしてその指で、自分からそっと綱吉を引き離した。

「こんな体は嫌?魔法、解いて欲しい?」
「んううううっ!」

そう言われながら痣を撫でられると、また苦しい程の快感に飲まれて全身が粟立つ。
こんなのが一生続くなんて信じられなかった。
だらだらと先走りを垂れ流しながら、白蘭の言葉に綱吉は必死に頷いていた。

「じゃあ、謝りな。こんなへなちょこなくせに白蘭様に勝てると思ってすみませんでしたって。地面に必死に頭擦りつけて情けなく土下座しながらね♪」

そんなこと、勿論したくない。
けれど絶望が強すぎて、綱吉には微かな希望に縋り付くことしか出来なかった。
膝を折って体勢を直す。瞳から溢れたものが、握る拳を濡らした。
そしてそのまま、綱吉は地面に額を押し付けた。

「こ、こんな弱いくせに…っ、びゃ、白蘭様に勝てるなんて思ってすみませんでしたぁ…っ」

声は掠れていた。もう何も考えたくなかった。
そんな綱吉にとどめをさすように、白蘭の靴底が綱吉の頭を踏みつける。
ぐりぐりと綱吉を押し潰しながら、白蘭はまた高らかに笑った。
それをしばらく続けたあと、白蘭の足が退かされる気配。
綱吉がそのまま頭を下げていると、額にヒヤリとした感触。
靴を脱いだ白蘭の足だった。

「じゃあはいっ、足舐めて?指の間まで綺麗にぺろぺろするんだよ♪」

白蘭の足に額を押されて強引に顔をあげさせられる。
そうしてから口元へ寄せられる、足。
綱吉はそれを舐めた。指をちゅぽちゅぽとしゃぶって、白蘭の言う通り、足の指の間も舌を使ってぺろぺろと。
手も使わず、まるで犬のように舐めた。こぼれる唾液で口元を汚しながら。

「あははっ。土下座の挙句足舐めまでさせられちゃうとか、何だか君のことがすっごく惨めで可哀想になってきちゃったなぁ。本当はこのまま処分しちゃおうかと思ってたけど…こんなにも哀れな君には違う選択肢をあげよう♪」

玉座のような椅子に座り直し、ぐったりと項垂れている綱吉を抱き上げる。
白蘭の膝に座らされて綱吉が虚ろな瞳を開くと、目の前にはさっき綱吉が倒してきた醜悪な魔物達が溢れ返っていた。

「これから、あの魔物の群れに慰み物として放り込まれるか。それとも、僕の子を産む苗床になるか。二つの選択肢の内好きなほうを選んでいいよ」
「…な、なえ…っ?」

混乱してまだ何も理解出来ない頭で、とりあえず聞き慣れない単語に綱吉が声を震わせる。
その間にも目の前の魔物達の数は増え、じわじわと綱吉に近寄る動きを見せた。
しかも自分を見て涎のようなどろどろとした粘液を垂らす魔物達に、恐怖しか感じられない。
こいつらを倒した時は、こんな感情など微塵も感じなかったというのに。

「もう待つのは飽きちゃったし、ちょうど何か新しいことを始めようと思っていたところなんだ♪」

だから君を僕の苗床にして、いーっぱい僕の可愛い子供産ませてあげるよ。
耳元で囁かれた白蘭の言葉に震える。
けれど、留まることを知らずにどんどん増殖し続ける魔物達にはもっと恐怖を感じた。

「さぁ、好きな方を選びなよ。まぁ考える必要なんてないと思うけどね」

綱吉の体を抱き直しながら、白蘭がまた綱吉の耳元へ唇を寄せる。
そっと、綱吉の頬を撫でながら。

「あの群れに投げこまれたら…君の小さな体なんてすぐ千切れてぐちゃぐちゃにされちゃうかもだけど、僕の苗床になるなら少しは優しく扱ってあげるよ?」

目の前の魔物達に嬲られて挙句バラバラにされる自分を想像してしまって、たまらず歯がカチカチと嫌な音を立てた。
そんな綱吉をまるで救うとでも言いたげに、頬を撫でる白蘭の手は優しい。見つめてくるその瞳も。
これが救いのはずななんてないのに。
綱吉にはもうそれを掴む選択肢しかなかった。

「な、なえっ、どこに…っ」

掠れ震える声でそこまで言った綱吉の唇を、白蘭の指が塞ぐ。

「そんな色気のない言い方はよくないなぁ。この僕の苗床になれるなんて実に光栄なことなんだから。ね?」

ニッコリと笑みを浮かべた白蘭から耳に吹き込まれる、寒気を覚えるような言葉。
けれど、言わなくては。
全てを覗くような白蘭の紫色の瞳を揺れる視界で見つめて。
ゴクリ、と大きく喉を震わせてから綱吉が唇を開いた。

「つ、綱吉はぁっ、びゃ、白蘭様の子を産みたいですっ!いっぱい種付けしてオレを孕ませて産ませてくださいお願いします…っ!」
「あははっ、君は本当にどうしようもない子だなぁ。それでも本当に元勇者なの?まぁ、そんなにお願いされちゃったら仕方ない」

白蘭の瞳が、にんまりと柔く緩んだ。そこに綱吉を映して
割れ物に触れるように、そっと綱吉の髪を撫でる。
何回かそうした後、その指はねっとりと綱吉の柔らかい頬を撫でた。

「でも、君があまりにも哀れすぎて…僕は愛おしさすら感じてきたよ。ふふ、いいよ。僕の苗床として可愛がってあげよう」

一生ね♪
底の見えない絶望に、綱吉はがっくりと項垂れた。そうすることしか出来なかった。
そんな綱吉を上機嫌で抱きしめていた腕を外し、白蘭が綱吉を自分の足元へ下ろす。

「うん、じゃあ早速僕の子を授けてあげよう♪感謝しながら舐めるんだよ?」

再び、白蘭のものを口元へ寄せられる。
そうするとまた痣が疼いて、口元がだらしなく緩んでしまう。
はぁはぁと息が上がって、思わずごっくんと唾を飲み込んだ。

「お、おちんぽっ、あ、ありがとうござます…っ」

恥ずかしさはあまりなかった。
それよりも目の前のそれへの欲求が強すぎて。
我慢出来ずに、顔を傾け白蘭のものを横からちゅうちゅうと啜りながら言っていた。

「これに種付けしてもらえるんだから、ちゃんとこれにも様つけないとね?」
「は…っ、こ、こんな綱吉にぃっ、お、おちんぽ様をありがとうございます…っ!」
「あははっ♪」

痣の効果か、綱吉はすっかり白蘭に従順だった。
そして、笑いながら白蘭はさっきよりも己が昂ぶるのを感じていた。
ちゅっ、ちゅっと綱吉が己を吸い上げる度、熱くなるものを感じる。
必死に奉仕する綱吉の頭を撫でて、白蘭はひどく満たされた心地に笑みを深めた。

「さて、じゃあ自分から欲しがってもらおうかな♪」

綱吉が自分から挿れやすいように、白蘭も地面へ降りて玉座に背中だけを預ける。
そうして昂ぶりの上へ、綱吉を膝立ちで立たせた。
改めて綱吉の裸体をまじまじと眺めてみる。まだ発達途中の骨格に白く滑らな肌、そして柔らかい肉。
ああ、美味しそうだ。口の中に溢れてきた唾液をじゅる、と啜る。
まずは味見に、ピンと張った綱吉の乳首をきゅうっと摘み上げた。

「ひあ…っ」

それだけで予想通りびくびくと震える綱吉をもっと味わいたくなって、白蘭はそれをこりこりと捻りながら尖らせた舌先でちろちろと舐めた。
もう片方は強めにきゅうきゅうっと指の腹ですり潰してやる。

「あひっ、ひっ!」

強すぎる快感に、綱吉は痛いほどに己を昂ぶらせて白蘭に抱きついた。
何かに縋らないと、もう立っていられなかった。
そんな綱吉を抱き寄せ、今度はカリカリと乳首に歯を立てる。もう片方はすりすりと指で優しく撫で回して。
そうしながら、綱吉の窪みに熱を押し付けた。

「ふっ…ふぅ…っ」

すると綱吉の瞳が更にとろんと蕩けて、くねくねと腰を揺らしながら自ら白蘭の昂ぶりに擦り寄せてくる。
白蘭の熱を直に感じるだけで全身がぞくぞくと震えてたまらなかった。
それが欲しくて、仕方なくなる。
最初は白蘭のそれに入り口をただスリスリとすり寄せていただけだった綱吉が、それにゆっくりと腰を落とし始めるまで時間はかからなかった。

「ああ、そんな美味しそうに食べちゃって。よかったね?」
「あっ…あ…うんんっ!ひあっ!」

ずぶずぶと白蘭の熱に中を引き裂かれて埋められていく感覚がたまらない。
白蘭の熱がびっちりと隙間なく自分の中に埋まると、もう我慢できなかった。
綱吉は白蘭にしがみ付き、めちゃくちゃに腰を振っていた。
ずぼずぼっと孔を穿られる感覚が気持ちよすぎて腰が止まらない。
もっと穿られたくて、奥を突いてほしくて、綱吉は恥ずかしげもなくちんぽちんぽと叫びながら腰を振ることに夢中になっていた。

「君、元々こういう変態素質があったんじゃない?魔法をかける必要ななんてなかったかな?」
「んうううううっ!」

笑いながら、白蘭が綱吉の痣を撫でる。
そこを触られたら我慢なんて出来るはずもない。
綱吉はすぐに勢いよく射精した。あまりの快感と刺激に綱吉の瞳は焦点を失い、表情がだらしなく緩んで涎が垂れた。

「あ…はぁ…っ…ちんぽっ…きもちひっ…ちんぽぉ…っ」
「うーん、幸せそうな顔しちゃって♪ほら、ご主人様も幸せにしてくれないと」

射精感にまだびくびくと震えたままの綱吉の腰を掴んで、下からがつがつと突き上げる。
するとそれに連動するみたいに、またすぐに綱吉の熱が昂ぶりぴゅっぴゅと先端から漏らした。
それを指で救い上げ、白蘭がべろりと舐めあげる。
口元には笑み。こんなものがひどく美味に感じるのは何故か。
更に昂ぶる熱。ぐっと綱吉の最奥を突き上げる。

「は…っ、いいね。イくよ?君の中にいーっぱい出しちゃうよ?」
「ん…っ」

目の前に、白蘭のおぞましい笑みが広がる。
快感にどろどろに溶かされた頭の隅でも感じる恐怖。
普通に犯されて中に出されるだけじゃない。今から、自分は何かをこの体内に宿されてしまうのだ。
目の前のこの最悪な男の、得体も知れないものを。

「は…っ、は……。やだっ…。やだあああっ!」
「あは、快感に勝る恐怖か♪いいね…その顔最高にそそるよ。最高に興奮する!」
「んう…っ!」

反対側に勢いよく押し倒され、白蘭に痛いほどに唇を貪られた。
強引に口を抉じ開けられて、舌をねじ込まれる。
それにたっぷりと口内を舐め回されて、じゅるじゅると舌を吸い上げられた。
口端からこぼれた唾液は舌で押し戻され、また口内を犯されて。繰り返し。
白蘭の唾液は甘く、恐怖に渇いたこの喉をひどく潤す味がした。潤されて、また溶けていく。
欲しくないのに我慢できなくて、綱吉はいつのまにか自ら白蘭の舌を唇を求めた。
自分から白蘭の舌に舌を絡めて、その唇を何度も吸った。

「…いい子だ」

必死に自分を求める綱吉を見ていると、何か自分の中が熱くなるような気がする。
綱吉の後頭部を抱き寄せ、白蘭はちゅ、と触れるだけのキスをした。
物欲しそうな綱吉の表情と、何かを求めるように自分の胸辺りをきゅっと握ってくる綱吉の手。
白蘭ははぁと熱い息を吐いた。迫る限界を感じる。
今度は綱吉に深く唇を重ねながら、白蘭は強く強くその小さな体を抱きしめた。

「孕め。僕の子を、この体に…っ」
「んうううううっ!」

綱吉は感じていた。自分の中に注がれる、大量の熱いなにか。
その熱が肉に、体に染み渡っていく感覚が怖くて、最高に気持ちいい。
びくびくと体が震える。
白蘭の種を植え付けられながら、綱吉はまた勢いよく、もう透明になってしまった精液を吐き出した。

「んんー、予想よりも素晴らしい時間だったね。君もそう思わない?こんなに精を吐き出しちゃってさ♪」
「んっ…んんっ!」

うっとりと瞳を細めながら、白蘭の手がそっと綱吉の腹の痣を撫でる。
そして白蘭の舌にべろりと腹の上に吐き出したものを舐められると、嫌でも快感が蘇ってびくびくと震えてしまった。
快感に涙しながら、綱吉は圧倒的な絶望に打ちひしがれていた。

「ふふ、ほぅら。もうお腹が大きくなってきたよ。僕たちの子だ♪」
「は…っ、は…っ!」

信じられないものを見ている。
綱吉はガチガチと歯を鳴らして弱弱しく首を左右に振った。
けれどこの現実からは逃れられない。
白蘭が優しい手つきで撫でる己の腹が、本当に何かを含んでいるようにぼっこりと膨れ上がっていることからは。

「雄の癖に孕まされてこんなボテ腹にされちゃう気分はどうかな?しかも、倒すべき相手のさ」
「ん…っ」

あまりの驚愕と恐怖にこぼれた涙を、白蘭の舌にぺろりと舐め上げられる。
白蘭の手は、未だ優しく綱吉の腹を撫でていた。

「ふふ、そんなに怯える必要なんてないんだよ?出産に痛みはないし、ちゃんと、君のいやらしい穴から出てくるからね」
「そ、んな…っ」
「むしろ、気持ちよすぎて癖にならないよう気をつけるべきだ♪」
「んぅっ!?」

綱吉が目を見開く。
今、感じてしまった。
確かに、己の腹の中で何かが蠢く気配を。

「ああ、僕たちの子が動いた?ふふ、もう出てきたいって?」
「んんんんnっ!?」

そしてすぐ、後ろの孔が内から何かに押し広げられる感覚。
これは、どう考えても。

「いいよ。ほら、父である僕がちゃーんと見守っててあげるから」
「やっ!やだあああっ!」

白蘭に両膝の裏に手を回されて抱えられ、足を左右に広げられる。
恥ずかしい格好に羞恥を感じる間もなく、力んでもいないのにぶぴゅっと中からよくわからない粘液が飛び出してきた。
続けて、何かがずりずりと肉を擦りながら自分の中から排出される未知の感覚に、綱吉はぶるるっと震えた。
そして絶望する。

「ふうっ、うううん!」

気持ちよくて、仕方なかった。
ぶちゅぶちゅっとはしたなく大量の粘液を尻から出しながら、熱が昂ぶっていく。
得体の知れないものに、尻の中をぐちゅぐちゅと犯されながら。

「だめっ、あ、あ…っ、で、でちゃぁああああ…っ!」

中から勝手に出てようとしているものを抑えることなんて出来ない。
ぶりゅぶりゅっとはしたない音を立てながら、綱吉は自分の中から何かを産み落とした。
同時に、また勢いよく射精しながら。

「はぁ…はぁっ、はあ…」

呼吸が乱れる。思考もまだついていけない。
綱吉はぐったりと白蘭に項垂れながら、地面に蠢くものを見た。
綱吉が己の中から産み落としたもの。
それは、何か半透明のスライムのようなものだった。
それが自分と白蘭の子供と言えるものなのかどうかは判別できないが、それは確かに意思を持ち、うにょうにょと蠢いているように見える。
少しずつ、少しずつ、自分の傍へ。

「あはっ、本当にイきながら産むとかすごいなぁ。ふふ、君は素晴らしい苗床だ♪」

白蘭にちゅっと唇を吸われて、いい子と頭を撫でられる。
綱吉はまだ白蘭の腕の中で息を整えることしか出来ないでいた。
白蘭が満足げに己の足元を見下ろす。まるで親を求めるように、自分へ擦り寄ってくる綱吉が生み出したものを。

「これが僕と君の子かと思うと、なかなか感慨深いものがある」

足元のそれを眺めて指で軽く撫でながら白蘭が呟いた。先程までとは違う、低いトーンで。
この感情、なんと言うべきだろうか。白蘭にはまだよくわからない。
初めて知った感情だから。
でも何故か、心に温度が灯るような。

「ねぇ、君もそう思わない?思うだろ?」

そして綱吉に対する感情も、変わっていく気がする。
もちろん、最初はただの遊び心だった。
本気で苗床にする気なんてなくて、その内飽きて処分するんだろうと思っていた。
でも今は、苗床というその言葉もふさわしくないなんて思う。

「綱吉クン♪」

初めて呼んだ名前に、こんなにも胸が弾むのはなぜだろう。
つまらなかった日々が、今色鮮やかに開花していくのを感じる。
白蘭は腕の中の小さな蕾を抱きしめて、半開きのその唇にキスをした。

「ああ、何だかもっと君との子供が欲しくなっちゃったよ。さぁ、次の子の準備をしようか♪」

体が熱くなる。
まるで、自分にもあの魔法をかけたみたいに。
綱吉をまた膝立ちで立たせて、昂ぶったものをすりすりと綱吉に擦りつける。
すると綱吉は甘く鳴いて大きく体を震わせた。それが欲しいみたいに、くねくねと腰を揺らしながら。
足元にいたスライムも綱吉の脚を伝ってうにょうにょと移動し、その体でどろっと綱吉の昂ぶりを包み込む。
生暖かい感触にそのままじゅるじゅると昂ぶりを飲み込まれて扱かれて、綱吉は身を反らして快感に喘いだ。

「夫と子供にこんなに愛されて…君は本当に幸せな母だね♪」
「んっ…ああっ!あっ!」

ああ、そうだ。苗床じゃない。母だ。
ふさわしい言葉を見つけて、ずぶずぶとその身を再び綱吉に埋めながら、白蘭がうっとりと瞳を細める。
ずんずんと下から突き上げながら白蘭が唇を寄せると、綱吉も自分から唇を寄せキスしてくる。
満たされた心地に、白蘭はまた高らかに笑った。

「そう。君はそうやって僕だけを求め続けて…僕たちの母に、そして人類最大の敵となれ。沢田綱吉」









ハッピーエンド!
勇者様からラスボスへのジョブチェンがやりたかった話
たぶんディーノさんが助けてきて絶望に打ちひしがれる。

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