06/16の日記

23:30
白ツナ
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相変わらずただ綱吉さんが淫語言わされてるだけのただ下品な話。




「綱吉クン。今日はビデオを撮ろう♪」
「…ふ、ぁっ…?」

急な白蘭の言葉に、綱吉が顔を上げる。
その瞳は既に熱に蕩けて、口の周りは唾液でべとべとだった。
おやつを食べるという白蘭に付き合わされ、さっきまでマシュマロと一緒に何度も何度もキスされては舌を吸い上げられ唇を舐め回されていたのだ。
やっと白蘭から解放された綱吉が、汚れた口元を拭う事も忘れて乱れた息を必死に整える。

「ボンゴレの奴らがうるさいんだよね。綱吉クンが元気なところをビデオレターで送って安心させてあげよう。うん、さすが僕。実に名案だ♪」

善は急げとばかりに、白蘭が意気揚々とその準備を始める。
綱吉はただ、項垂れたままぼうっとその白蘭の様子を眺めていた。
ようやく、濡れた口元を手の甲で拭いながら。

「うーん。こういう時はきちんと正装しないとね?」

おいで、と呼ばれると綱吉がのそのそと立ち上がり白蘭の元へ行く。
一枚しか着ていなかったシャツをすぐに脱がされ、体中を手の甲で撫で回された。
それだけで、綱吉の全身は粟立ち甘く掠れた声が喉から溢れてしまう。

「ふ…っ」
「ほら、僕が綱吉クンに似合うの選んであげたからね」

その手に、レースのたっぷりついた愛らしい女物の下着を持ってにっこりと白蘭が微笑む。
この手のものを白蘭に強要されるのはいつものことだが、今日はいつもとは状況が違う。
けれど白蘭から逃れる手段を全て壊されてしまった綱吉は、濁った思考でただこの状況を甘受することしか出来なかった。

「ああ、よく似合ってるよ綱吉クン。やっぱり僕の見立ては最高だ♪」
「ん…っ」

早速下着を身に着けた綱吉の肌を太腿からねっとりと撫でると、綱吉が小さく声を上げて震える。
それに満足げに笑みながら、白蘭が更に綱吉を彩ろうとする。
その手には、下着と同じ純白のレースで作られた髪飾り。

「ほら、こうするともっと可愛い。レースがいっぱいでドレスみたいじゃない?僕の花嫁だ♪」
「ふ…っ」

白蘭に抱き寄せられ、尖らせた舌先でちろちろと乳首を舐められる。
もう片方も摘まれてきゅうっと引っ張られてしまうと、綱吉はすぐに快感に支配された。
腰が甘く疼いて、また瞳が蕩ける気配。
今の綱吉は、そうなるように白蘭に変えられてしまった。

「ダメだよ。そんな気持ちよくなっちゃったら…ほら、可愛いおちんぽはみ出ちゃう」
「んっ…ふ…っ」

そう言いながらも、白蘭は綱吉を弄るのを止めない。
更にちゅぱちゅぱと音を立てて乳首を吸い上げ、引っ張った乳首をくりくりと揉んで苛めた。
そうすればすぐ、白蘭がわざと選んだ布地の少ない綱吉の下着がもっこりといやらしく膨らみ始めてしまうと解っているからだ。
綱吉の小さな袋が布地から溢れ、白蘭が面白がって下着を指で引っ張って上部分を緩めると、綱吉の昂ぶったものがぷるんと顔を出した。
それはもう既に先端にたっぷりと蜜を溜め、限界まで硬くなってしまっている。

「あーあ。やっぱりはみ出ちゃったね、恥ずかしいおちんぽ。可愛いよ」
「ふ、う…っ!」

わざと音が出るように、綱吉の昂ぶりの先端を指でぴちゃぴちゃと叩いてから、それを摘んでくりゅくりゅと遊ぶ。
袋をむにむにと揉みながらそれをすると、更にとろとろと蜜が溢れて綱吉を叩いていた白蘭の指がねっとりと糸を引いた。

「このままカメラに向かって挨拶しようね。その方がきっと、綱吉クンが今幸せだって伝わる♪」

綱吉の全身がしっかりと映るようにカメラをセットし直し、白蘭が綱吉へ合図を送る。
綱吉に逃げる術などない。与えられた命をこなすことしか。
下着からはみ出た昂ぶりからとろとろと蜜を垂らしたまま、綱吉は震える唇を開いた。

「み、皆さん…っ、つ、綱吉は…、白蘭に愛されて毎日幸せに暮らしてます…っ」

やっぱり、声が体が震えてしまう。
これが本当に皆の所に送られてしまうのかと思うと、もうそれ以上言葉が出てこなかった。
けれど、カメラの後ろにいる白蘭が満面の笑みを浮かべて綱吉にピースサインを向けてくる。
これをやれと。
逃げられない。
綱吉はぶるぶると震える指でピースを作って、思い切り引き攣らせた笑みを浮かべた。

「お、オレは、もう白蘭がいないと生きられないのでっ、ずっと白蘭の隣で生きていきます!だ、だからっ、心配して探したりしないでくださいっ!」

綱吉は笑った。
瞳を濡らす涙を堪え切れず、涙を流して鼻水を垂らしながら笑った。
はみ出していた熱は、もうすっかり情けなく萎えてしまっていた。

「あはは、ちんぽ出しながらそんなこと言っちゃうなんて綱吉クンは本当に可愛いなぁ。皆にそんな姿見られちゃうのに恥ずかしくないの?」
「…っ、」

もちろん、恥ずかしくない訳がない。
けれど、今の綱吉には白蘭に反論する気力も残っていない。
白蘭が楽しそうに再び綱吉の後ろに回って、綱吉の顔を拭ってやりながらその指でまた乳首と昂ぶりの先端をくりくりとこね回して苛めた。

「ふぁっ、あ…っ!」

そうするとやっぱり快感に支配されて、綱吉の全てが溶けてしまう。
すぐにまた乳首も熱もびんびんに硬くなって、白蘭を喜ばせてしまう。
綱吉の唇を強引に吸い上げながら、既に綱吉の蜜でびしょぬれの指を見つめて白蘭が笑う。

「すぐこんなになっちゃうんだもん、恥ずかしい訳なんてないよね?ほら、僕にいーっぱい愛されてるって証拠をもっと見せて安心させてあげよう」

白蘭に促され、綱吉が四つん這いになって高く尻を上げてカメラへと向ける。
そうして下着を下ろして、綱吉は自ら尻を左右に広げた。

「ふぅ…っん」

恥ずかしさに息が上がって太腿がぶるぶると震えてしまうけれど、そのまま、軽く力む。
ぶぴゅっとはしたない水音を立てて、綱吉の中からどろどろと大量の白濁が溢れた。
すぐに床に広がって水溜りを作るそれは、もちろん白蘭の精液だ。

「毎日っ、白蘭にこんなにいっぱいおちんちんみるくを注いでもらってオレ幸せですっ!」
「ああ、全部出しちゃったからまたいっぱいにしてあげないとね。そうじゃないと寂しいだろ?綱吉クン」
「は、はいっ白蘭のおちんぽっ、欲しいですっ!」
「おいで」

カメラの方を向いたまま、椅子に座った白蘭の膝の上に座る。
すぐに後ろにすりすりと白蘭の熱を擦り付けられ、やっぱり疼いてしまう腰が悲しい。
何かを求めるように引き攣るそこを抑え切れない。

「んふぅっ!」

そして、綱吉のそこはもうローションなど使わなくともぐぷぐぷと簡単に白蘭を受け入れた。
いつものそれにずりずりと中を擦られ、感じてしまうのはやっぱり強烈な快感。
ずん、と一回奥を突き上げられただけで、綱吉はその口端から涎を垂らして甘く掠れた声を漏らした。

「んあっ、あっ!おっ、おふっ!」
「あはっ、綱吉クン喘ぎすぎ♪そんなに元気なとこ皆に見せたい?」

ずぼずぼと下から突き上げられるたび、恥ずかしい声が漏れてしまう。
普段声を抑えると白蘭に叱られるので、それでついてしまった癖がこんな時にも抜けなかった。
口元と昂ぶりをどろどろと己の体液で濡らしながら叫ぶ綱吉の耳元で白蘭が囁く。

「つ、綱吉はぁっ、毎日何回もこうやって白蘭のおちんぽで愛されてますっ!お尻ずぼずぼ気持ちよくて幸せですっ!あふぅっ!」

白蘭の言う通りに叫んだ。まるで潮吹きのように、びゅくびゅくと先走りを勢いよく撒き散らしながら。
白蘭の満足げな笑みと、また囁き。

「お、おふっ…びゃくらんのおちんぽっ、すきぃ…だいしゅきぃ…っ」

再び両手でピースを作って、様々な体液でぐしゃぐしゃな顔で笑顔を作る。

「びゃくらんっ、だい、すき…っ」

その言葉に綱吉の中の白蘭が一層熱くなって、綱吉が大きく震えた。
体が折れるんじゃないかと思う程に強い力で抱きしめられて、既に白蘭の付けた跡で真っ赤な首筋を吸い上げられる。
耳元で囁かれる言葉はさっきまでの命令ではなく、ただの愛の言葉。
僕も大好きだよ綱吉クン。ずぅっと一緒にいよう。ずうっと。
それは、綱吉にとって何よりも恐ろしい言葉だった。

「お、オレっ…毎日、しあわせです…っ、だ、だから…っ」

檻のような白蘭の腕の中で綱吉は笑った。
引き攣った笑顔ではなく、それはひどく空虚な。
唇が開く。今まで一番強く震えながら。

「たすけて…っ」

ブチン。
そこで、乱暴な音を立ててビデオは途切れた。













ホラーエンド。

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