02/25の日記

23:26
炎ツナとちかん
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※炎ツナというか炎真ちゃんと綱吉さんがモブに痴漢されてるだけの話
※女装&淫語








「これ、本当に特訓なんだろうな…?」

駅のホーム。
そこに佇んでいる綱吉は今、とてつもない不安に襲われていた。

「うん、でも何で僕も一緒なのかな。…嬉しいけど」

そして綱吉の隣にいるのは、友達の炎真。
どうして今更特訓など必要のない炎真も一緒なのか。
それも綱吉の不安を煽っていた。
しかし何よりも不安を煽るのが。

「う、嬉しい?これが!?」
「だって、ツナ君と一緒だし。何か認められたみたいで…」
「この格好でも!?」

綱吉は自棄気味に叫んだ。
今自分が着ている、並盛中の女子用の制服を差して。
もちろん、目の前の炎真が着ているのも至門中の女子用の制服である。

「あっ!そうだ。ごめん、ツナ君に渡さなきゃいけないものがあったんだ…」
「ええっ?」
「これ…」

何とも間の悪い感じで、満面の笑みを浮かべた炎真が手のひらを差し出してくる。
そこに乗せられているものを見て、綱吉は目を丸めた。

「え?なに、これ…」
「髪留め」

いや、炎真の言うとおりそれはどう見ても髪留めなのだが。
可愛い猫モチーフの髪留めが二つ。
しかし綱吉が聞きたいのはそういうことではない。

「だから、何で髪留め…?」
「アーデルがね、ちゃんと頭から可愛くした方がいいんじゃないかって…くれた。ツナ君の分も。色違い」
「ええええええっ!?」

色々ツッコミどころが多すぎて言葉が出てこない。
でもそんな綱吉の様子などお構いなく、炎真が早速綱吉の髪に付けようと手を伸ばしてくる。

「ちょ…!」
「うん、ツナ君可愛い。女の子に近くなった気がする」
「な…あ!」

何言ってんだよバカ!と言ってやりたいのに、目の前の炎真が嬉しそうに笑ったりするから。
綱吉は、ただ頬を赤くするだけだった。

「これ、僕にも付けてくれる?ツナ君」
「うん…」

もうここまで来てしまったんだから仕方がない。
綱吉は自分にそう言い聞かせて、炎真から受け取った髪留めを握り締めた。
それをそっと、炎真の髪に付けてやる。

「どう?似合う?」
「…うん」

それを言うのが何だか気恥ずかしくて。
綱吉は口をもごもごしながら俯いた。
けれど落ち着かなくて、ゆっくりと視線だけを上げてみる。

「っ、」

鼓動が跳ね上がる音。
目が合った炎真が、嬉しそうに笑っていたから。
それを見たらまた恥ずかしくなって、綱吉の視線が再び下がる。
すると今度は炎真がしゃがみこみ、無理やりその視線の中に入ってきた。

「見るなよ!もうっ!」
「ツナ君…」

綱吉が、まさかそんなに真っ赤な顔をしているだなんて思わなくて。
予想外の表情に、今度はその朱色が炎真にも伝染する。
二人は真っ赤な顔のまま、どうしていいのかわからず、その場で視線を泳がせてもじもじし始めた。


「………だから、お前らのそういうところがうざくてきめぇんだ」
「う、ぐっ!?」
「んっ!?」

聞き覚えのありすぎる声が聞こえたと思った瞬間。
その声がこの謎特訓の発案者であるリボーンだと気付いた時にはもう、二人は華麗に蹴飛ばされていた。
まるでこのタイミングを待っていたかのように、目の前に停車して開いた列車の扉の中に。

「って、ここっ、電車の中っ!?」
「う…ツナ君…狭い…」
「あ!ちょ、エンマっ!」

二人が蹴り飛ばされた電車の中は、満員とまではいかないけれど中々の人口密度だった。
あっという間に人に飲まれそうになる炎真が必死に伸ばしてくる手を、綱吉がぎゅっと掴んで引き寄せる。
二人はそのまま、離れないようにきゅっと手を強く握り合った。

(でもこんな場所で何して……ん!)

さすがに不信感を持ち始めた炎真が、思考の途中で硬直した。
その瞳は見開き、綱吉を見つめたまま。

「ん?何?どうかした?」
「つ、つなく…っ!」

炎真の顔が、再び朱色に染まっていく。

(どうしよう!ツナ君のスカートがめくれて…パンツが丸見えになってる!!)

後ろのサラリーマン風の男にスカートが引っ掛かる形になり、綱吉のスカートの後ろ部分がめくりあがってしまっていた。
綱吉は気付いていないようだが、炎真からはパンツの後ろ部分が丸見えになっている。
早く言ってやればいいものの、非現実的な状況に炎真は顔を真っ赤にさせて口をぱくぱくすることしか出来ないでいた。
だって、今綱吉が穿いているのは普通の下着じゃない。

「ちょっと、ホントにどうしたんだよエン…
「可愛いパンツはいてるんだね」
「っ!?」

綱吉の耳元で吐息混じりに囁かれる低い声。
全身に悪寒が走り、凍りついた。
そう、綱吉は今女物の可愛らしい下着を見に付けていたのだ。(もちろん、これもリボーンの命)

「こんなパンツ見せて、誘ってるのかな?」
「ちょ…ひっぃ?!」

そのまま、後ろの男にねちっこい手つきで尻を撫でられた。
手が離れたかと思えば、今度は感触を楽しむようにゆっくりむにゅむにゅと尻を揉まれて。
悪寒が、一気に焦燥に変わっていく。顔が青褪めていくのが自分でもわかる。
すぐに男の傍から逃げようとしたが、いつの間にか更に車両内の密度が上がっていて、うまく距離をとることができなかった。

「どうしたのツナく…んんっ!?」

繋いでいる綱吉の手から、表情から、綱吉の焦りが伝わってくる。
綱吉の心配をしていた炎真だったが、すぐにその余裕はなくなった。
炎真も、スカートの上から尻を撫でられていた。
尻の形を確かめるように、いやらしく滑っていく手付き。
ありえないことに冷や汗が流れて、またぱくぱくと魚のように唇が戦慄く。

((この車両、絶対おかしい!!))

二人が同時にそう思っていた。
これはただの電車なんかじゃない。
周りの男達が二人を取り囲むように立ち、皆、ニヤニヤと薄く笑みを浮かべてこちらを見ているのだ。
まるでこの行為が、必然であるかのように。

「どどどどどうしようエンマっ!これ絶対やば…ひいいいっ!?」

混乱して上手く呂律が回らない最中、綱吉は思い切り上着をめくりあげられた。
まだ執拗に尻を揉まれているから、尻を触っている男とは別の男のようだ。
ほぼ丸出しになってしまった上半身に外気の冷たさを感じて、綱吉の危機感は募っていくばかりだった。

「な、ななななにすんだっ!」
「ツナ君から離れろ!」

と叫んだのも束の間、炎真はすぐに微動だに出来なくなった。

「暴れんなよ?暴れたら、このかーわいいの潰しちゃうぜ?」
「っ!!!」

後ろの男に、下着ごと股間を握りこまれている。
急所を掴まれている恐怖に、炎真の呼吸が浅くなっていく。
というか、

(男だってバレてる…!)

炎真は別なところでもショックを受けていた。
髪留めもしたしちょっと完璧だと思っていた女装が、まさかこんなすぐに見破られてしまうとは。

「ひ…うっ!」

しかしそんなことを考えている余裕もすぐになくなった。
握られている股間をふにゅふにゅと柔く揉み込まれ、全ての思考が吹っ飛んでしまう。
自分だなんて信じられないような声。
それは、恐怖を感じる快楽だった。
耳元で男がくすくすと笑う気配がして、炎真は耐えられない恥ずかしさに唇を噛み締める。

「白くてすべすべだね〜」
「や…だっ!んなとこっ、さわっ…!」

けれど、そんな炎真の瞳が目の前の綱吉に釘付けになる。
そこには、別の男にスカートの前もめくられた状態のまま、ベタベタと上半身を触られて震える綱吉の姿。

「可愛い乳首ちゃん、もうぴんぴんだね」
「ふ、うっ!」

男の太く短い指が、ついに綱吉の薄紅色の乳首をクニクニと執拗に揉み始めた。
綱吉の声と表情に入り込んでくる、明らかな快感の色。

「こんなに硬くて、コリコリだ」
「や、だっ!それっ、やぁ!」
「やだとか言ってるくせに、ずーっとビンビンだねぇ」

摘んだ乳首を、今度はコリコリとゆっくり回される。耳元で恥ずかしい言葉を吐かれながら、何度も何度も。
それを見つめる炎真の瞳はどんどん熱を帯びていった。
未だ離れることのない握ったままの指に、ぎゅうっと無意識に力が篭る。
女装して女性用の下着まで着けた綱吉が、白い太腿をもじもじさせて頬を染めて喘いでいるのだ。
なんて、扇情的な光景。
炎真の喉が鳴る。体が、一気に熱くなる気配がした。

「あれぇ?可愛いパンツがぱんぱんになってきちゃったねぇ?これなになかなぁ?」
「うっ、うん…っ」

この特異な状況だというのに、いや、だからこそ。
綱吉はいつもより感じてしまっていた。
乳首をぴんぴんと弾かれる度に甘い声が漏れ出して、パンツをぐいぐいと押す己の昂ぶり。
炎真の強い視線を感じる。繋いだ手の温もりが直に伝わってくる。
恥ずかしいのに、恥ずかしくてたまらないのに、どんどん敏感になっていく気がする。

「は…ツナく…っ」

そしてそれは炎真も同じだった。
むくむくと目に見えて膨れていく綱吉の愛らしい下着を見ながら、自分も昂ぶって行く。
触られてなんていないのに、どんどん息が荒くなって綱吉から眼が離せない。
熱い、熱い、熱い。全てが。
いつもより、興奮していた。

「こんなにパンパンになっちゃって、この可愛いパンツの中には何が入ってんのかなぁ〜?」
「…っ、」
「ちゃんと教えてくれないと、スカート破って次の駅で降ろしちゃうよ?」
「っ!?」

男がスカートを掴んでぐっと力を入れるフリをする。
このスカート破られたりしたら、大変なことになる。
選択肢は、綱吉にひとつしか与えられていなかった。

「じゃ、お友達の顔見ながら言おう」
「なっ、あ!」
「っ!?」

いきなりしっかりと、体ごと面と向かわされた炎真と綱吉は羞恥に息を飲んだ。
まだ繋いだままの互いの指の震えを感じる。顔が熱い。火傷するんじゃないかと思うほどに。

「こっちだって負けてないよなぁ?」
「や…っ!」

炎真のスカートも綱吉のようにめくりあげられ、隠していた膨らみをばらされる。
膨らんでしまった女子用の下着。恥ずかしい。
綱吉に知られる恥ずかしさに、炎真はたまらず瞳を潤ませた。
その潤んだ瞳に、綱吉の下着の中身がピクピクと震えてしまう。

「じゃあお友達の分もがんばろうね」
「う…っ」

耳元で、男がはしたない台詞を囁いてくる。
今からこれを自分が言うだなんて信じられない。
しかも、炎真の目の前で。

「は…ハ…っ」
「ツナ君っ…」

見られている。
聞かれてしまう。炎真に。
でも、下着にじわじわと何かが染みていく感覚。
荒い呼吸を吐きながら、綱吉の唇が開かれていく。

「こ…このぱんつの中には…っ、綱吉の恥ずかしい勃起おちんぽが入ってます!カチカチおちんぽっ!」

はしたない台詞。
綱吉は泣きそうな表情で、思い切り唇を噛み締めて羞恥に耐えた。
炎真はそんな綱吉をただ見つめることしか出来ないでいた。
綱吉の言葉とその表情に、激しく興奮している自分を抑えることができなかったから。

「今のそんなに良かったかぁ?」
「ふ…うっ!」

男が、炎真の膨らんだパンツの先端をスリスリと指で撫でた後、軽く指で叩いた。
ぴちゃぴちゃと濡れた音がする。今度は炎真が唇を噛み締めた。
パンツに先走りが染みこみ、シミができてしまっていた。

「ごめん、ツナ君…っ、僕、ツナ君見てたら我慢できなかった…っ」
「エンマ…」

男にスリスリと先っぽを撫でられる度に、炎真は弓なりになって更にパンツを汚した。
シミがよくわかるような素材で出来ている下着だったので、それはどんどん広がり下着の色を濃くしていく。

「今度はお前が言う番だろ?」
「うっ、う…っ」

ほら、と次は炎真が耳元で囁かれる。
炎真は頬を真っ赤にしたまま綱吉の手をぎゅっと握って、唇を開いた。
さっきとは逆に、今度は綱吉が炎真に釘付けになる。

「…パンツ、えんまの、恥ずかしいお、お…おちんぽ汁で汚してっ、ごめ、ごめんなさい…っ」

炎真は強く強く綱吉の手を握ったまま俯いてしまった。
そんな炎真のつむじを見つめながら、綱吉は感じでいた。
ぴゅくぴゅくと熱の先端から何かが漏れ出すのを。
案の定、すぐに目敏い男たちに見つかってしまったが。

「ほーら、二人ともこんなに可愛いパンツになったねぇ」
「は…は…っ」
「うっ…ん」

恥ずかしいシミのついたパンツを、互いに見せられる。男たちの笑い声を浴びせられながら。
もう感じたくないのに。
互いの汚れた下着とそれを着用している姿を見ると感じてしまう。
繋ぐ手から伝わる温もりに感じてしまう。

「でもこーんな可愛い姿、俺たちだけ見てんのはもったいないなぁ」
「この電車、そろそろ次の駅のホーム通る頃だぜ。これ快速だから停まんないけど」
「停まんなくても、駅で電車待ってる奴らはいっぱいいるだろうな〜」
「え…っ?なにすっ!」
「っ!?」

抵抗する間もなく、二人は男たちに簡単に抱き上げられていた。
窓の外に、パンツまで見えてしまう高さまで。
急に現実的になった焦燥に、二人がずっと繋いでいた手を離してまで逃げようと暴れだした。それはもちろん、何の意味もないことだったけれど。

「二人の可愛くて恥ずかしい姿、ホームで待ってる皆にみてもらっちゃおう」
「や…っ、うそ…っ!」
「なっ!」

二人がどんなに焦ったところで、電車は止まらない。
二人は綺麗に磨かれた窓に手をつき、息を飲んだ。
外には高速で流れていく街の風景。
この状態、本当に外から丸見えだ。
女装して女子用の下着をはいて、しかも勃起していることまで見られてしまう。
駅を通るのが一瞬だとしても、恥ずかしいものは恥ずかしい。見られたくない。バレたくない。
けれど時は無情で、すでに視界の端に、駅のホームの先端が見えていた。

「やっ、やだ!どうしよう!見られちゃう!やだっ!エンマっ!」
「は…っ、ツナく…っ!」

どうしてかわからないけれど、二人は互いの名前を呼び合っていた。
悲鳴のような、掠れた声で。
再び繋いだ手を、ぎゅっと強く握ったまま。

ガタタン、ガタン。

電車が、たくさんの人で溢れているホームを駆け抜けていく。
スカートをめくりあげられて、パンツを露出したままの二人を乗せて。

「あ…は…っ」
「うう…っ」

駅が過ぎ去り、そのまま床に降ろされても、二人は手を繋いだまま震えるだけだった。
早くて、何がなんだかわからなかったけれど。
確かに、たくさんの人がいた。こっちを見ていた。
たくさんの人に見られた。この恥ずかしい姿を。
そんな気がした。
ああ、見られてしまった。

「はは、まるで漏らしたみてーにびちょびちょになってんじゃねーか」
「見られんの好きなのかな?」
「な、ちが…っ」

綱吉は否定しようとしたけれど、太腿までびっしょりと濡れている感覚に言葉が出なくなった。
本当にお漏らししたみたいに、先走りでぐしょぐしょに濡れてしまっている。
それは炎真も同じで。
あんなに怖かったのに。恥ずかしかったのに。
痛いくらいに勃起が収まらず、まだ先からぬるぬるとしたものが溢れてくる感覚。

「うそ…なんでっ、こんな…」
「ど、しよ…ツナくっ…」

呆然とする二人に、男達が囁く。
二人の下着をくいっと軽く下げ、濡れて震える昂ぶりの先を外に出しながら。

「それは、お前達がどうしようもないド変態だからだよ」

囁かれた瞬間、二人はまたぴゅくっと先走りを漏らした。
ドクドクと強く心臓が鳴る音。

「じゃあそろそろイっちゃおうか」
「あ…っ」

綱吉だけ抱きかかえられ、電車内の椅子に座っていた男の上に落とされた。
後ろから足を抑えられて、左右に思い切り広げられる。
その間もずっと繋いでいた手のせいで、目の前には炎真が立っている体勢。

「おちんちん苦しくて辛いよね?二人で擦ってイっていいよ」
「…っ!」

再び昂ぶりを下着の中に戻され、パンパンの状態。
二人の熱がぴたりと重なる様に体を密着させられた。

「ふっ、エンマ…っ!」
「あ、ツナくっ」

それだけで走る強い快感。
もう我慢なんて出来なかった。

「は!ツナくっ、ツナくんっ!」
「エンマっ、エンマぁっ」

二人は両手をしっかりと繋いで、下着ごと昂ぶりを擦りつけあった。
炎真が必死に腰を押し付け、綱吉が下から突き上げるように腰を振る。
ぐちゅぐちゅと下着の中の熱が擦れる。
気持ちよくて仕方なかった。

「あ、ら、めっ…きもひ、よすぎてっ」
「ん、あっ、ツナくっ、ツナくんっ!」

二人は自然と唇を重ねて、貪り合った。
普段しているような、唇を合わせるだけのキスじゃない。
舌を吸い合い、唾液を漏らしまくる下品で激しいキス。
でもそれが良すぎて、もう何も見えなかった。快楽だけしか。
すぐに限界の見え始めた二人に、男たちの魔手が迫る。

「や!ちくびっ!やっ!だめ!ちくびっ!」
「うっ、う、あ…っ」

男達は綱吉と炎真の上着の中に手を突っ込み、ビンビンに尖ったままの乳首を再びコリコリと虐め始めた。
二人は一気に追い込まれていく。

「あ、ああっ!でちゃっ、」
「う…い、く…っ」

しかし、二人が達することはなかった。
直前で、男たちに無理やり引き離されてしまった体。
最高の瞬間を逃した二人が、ただ呆然と見つめあう。

「ダメでしょ。いきたいならちゃんと言わないと」
「あっ、ああっ!」
「お前らは、ド変態なんだから、な?」
「ん、ん…っ!」

達することが出来ない様に根元を握られたまま、先端をスリスリと撫でられる。
留まることなく、熱いものがとろとろと溢れてくる。
トドメのように乳首をちゅうっと吸われて耳元でもう一度「な?」と囁かれた。
ゾクゾクしてたまらない。イきたい。早く気持ちよくなりたい。
二人の気持ちは同じだった。

「へ、変態だからっ!変態でいいからっ、イかせて!」
「何を?」
「おちんぽっ!勃起おちんぽぉっ!」

先に崩れた綱吉に連れられて、炎真も崩れる。

「ぼ、僕も変態だから…っ、ぼ、勃起おちんぽ、い、いきたい…っ」

二人の言葉に満足した男達が戒めを開放する。
二人はまた手を繋いで、唇を貪り合いながら、快感の喜びに瞳を潤めた。
最高の快楽は、もうそこまで迫っている。

「あ、イく!おちんぽいくっ!パンツの中に出ちゃう!エンマっ、あ!」
「僕もっ、お、ちんぽ…いくっ…ツナくっ」

もう何も強制などされていないのに。
二人ははしたない言葉と共に最高の快楽を吐き出した。




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「おいツナ。オレはいつまでもうじうじもじもじしてるお前らが気持ちわりーから修行のために痴漢電車に乗せたんだ」
「うん」
「二人で痴漢にでも一発合えば、初々しさなんかなくなってお前らのあんなもじもじがなくなるんじゃねーかと思ってな」
「うん」

そこまで言うと、リボーンは珍しく頭を抑えて深いため息を吐いた。

「…エンマ。今日のパンツ可愛い。おちんちんカチカチ?」
「ツナ君のが可愛い。おちんちん、苦しそうだね」

リボーンの目の前で、何の恥ずかしげもなく。
恥ずかしい言葉を吐いて女装のまま乳繰り合う二人の姿。
髪にはもちろん、あの色違いの髪留め。


「本気の変態になって帰ってきてんじゃねええええ!!」


二人が女装プレイに開眼し、あの視姦プレイのお陰で堂々としたド変態に進化してしまうとはまさかのリボーン先生も想定していなかったのであった。

「また電車乗りたいね」
「うん…」
「だからきめぇ!」


おわり











おちんぽ→おちんちん
という変化が二人の恥じらい。

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