D/Q/6(R18)

□俺の冒険日記 その1
1ページ/10ページ

プロローグ1

…ふう。

俺は安堵の表情を浮かべ崖の下の薄気味悪い城を眺める。
悲願の大魔王討伐まで後少し。
長かった…この旅もいよいよ終わる。
あの女とは何事もなくここまで来ちまったが…
まぁ、あいつがいる手前、下手なことは出来ないからな。
城に戻ったらじっくり口説いていくか…ん?
どうやら2人とも起きたようだ。
あいつは結構イケメンな割にその事を鼻に掛けず俺にもあの女にも同じように接してくれる。
あの女…多分あいつに気があるはずなんだが…可哀想に。
ま、この旅も終われば解散するんだから後腐れない方がいいよな。
きっと帰りを待っている彼女でもいるんだろう。
さてと、今日も野外で一発ヌいた事だしそろそろ戻るとするか。

「おっ!ふたりとも、もう起きてたか!」
俺のはさっきまで起きていたがな。
「そろそろいかないか?もう十分に休んだだろ」
俺のももう十分イったし。

いよいよ使う時が来たのか!?
さぁ!しっかりと口をつけて早く吹いてしまえ!
この時の為にいろんな所になすりつけておいたその笛をな!!
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ