07/21の日記

00:08
パイあーるの事情
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デリシーのはちきれんばかりのパイ…アイを受け私は事件を真相へと導く!
「氷堂は優勝商品を金にするため、風見さんあなたは自分の味覚障害を治すため。だからどんな手を使っても優勝したかった」
「異議あり!ワシは菓子の味を担当していたのだ!それにどちらかが優勝すれば優勝商品は手に入る!」
「異議あり!ではなぜ風見さんの決勝の菓子は準決勝より味が落ちたんでしょうか?」
「それは…」
「聞くところによると決勝戦の前日まで息子さんが応援に駆け付けていたとか」
「ウウウウ…」
「当日、氷堂があなたの息子が応援に来ないように工作した。だから味見の係りがいなかった…」
フフフ、これでチェックメイトだ!
「ここで弁護側は風見さんの息子さんに調査を依頼したい!」
「息子は18年前の決勝戦の日を境に行方不明なのだ。だからワシが氷堂を襲った動機も証拠もないのだ」
なん…だと…?
「そもそも、ワシは殺人など侵してはおらんがな!!」

デリシーが困惑した表情でこちらを見ている。ツカサが不安な表情で私を見つめる。
ここまでなのか…こうなったら全員の胸をタッチして逃げようか?全員に触れた後逃げる為の扉は…ム。あそこだな。
「お待たせしましたッスゥゥゥ!!」
その扉からまたも野郎が…もう怒った!帰る!ボインタッチして私は帰る!!
「双子座の像から出た血液は風見豊ッス!物的証拠が出た今、アンタに勝ち目は無いッス!」

「わはははは…18年前の検事や弁護士はワシに辿り着けなかったのに…。そう、ワシが殺したのだ」
こちらはツカサの胸に辿り着けなくなり目の前の刑事を殺したいのだが?

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