薄桜鬼小説
□エイプリルフール
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今日は、4月1日。
待ちにまったエイプリルフール。
僕がウソをついたら一体、一君はどんな顔をするんだろう?
それだけが、楽しみでこの日を前々からずっと待っていた。
今日言う予定のウソもずっと前から考えていたものだ。
一君の驚く顔、見れるかな―――――?
ただの、ほんのちょっとの好奇心で、
こんな事件を引き起こすなんて―
まだ、誰も知る由もなかった――――
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