薄桜鬼小説

□こんな日は―――
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なんとか、暴れる一君を僕の部屋に連れ込む。





総「水持ってくるから、一君…。ここで大人しくしててね?」
一「……うん……////」





あれ?素直になった。


どうしたんだろう…?





一「……そうじ……///」
総「!どうしたの?一君」
一「…さむい…////」
総「え?」
一「…さむいのだ……////それ、かしてくれ」



そういって、一君が指差したのは僕がいつも着ている朱色っぽい羽織。


総「え、これ?んー、いいけど、大人しくしてられる?」
一「うん!////」
総「!!////」



普段、全然笑わない一君がにっこりと笑う。

酔ってて赤くなってる顔で普段見ない笑顔で……。



ときめかずにいられるやつなんかいるんだろうか……?



総「じ、じゃあ行って来るから待っててね!////」
タッ!

バッと羽織を一君に渡し、走って部屋を出て行く。
出て行かないと、一君になんかしちゃいそうだよ…////
一君とは仲間という関係以外ないのに……。
そんなのしちゃ……絶対に嫌われる…っ!








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