12/17の日記

16:04
組立の注意
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 今回は選択肢が多くなった時を考慮し、組立の注意についてです。



 組立は選択肢が多くなると重要だと前に書きました。それがなぜかと言えば『内容のページ数』と『編集のページ数』が異なっていくからです。

 例として、設問三つ、それぞれ選択肢二つのクイズのゲームブックを考えます。この場合『内容のページ数』と『編集のページ数』はどうなるでしょうか。
 一ページに解答と次の設問を入れること、最後の解答ページに点数をつけるとすれば、『内容のページ数』は四ページ、『編集のページ数』は十五ページです。


      Q1
   ↓     ↓
  A1&Q2    A1&Q2
 ↓  ↓  ↓  ↓
A2&Q3 A2&Q3 A2&Q3 A2&Q3
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
A3 A3 A3 A3 A3 A3 A3 A3


 編集のページを減らす方法もありますが普通はこうなります。

 選択の数が多くなれば指数関数的にページ数は増えますし、選択肢を三つにすればそれだけでもページ数は増えます。

 そして、この時どうやってページ数をつけるべきでしょうか。
 ページが少なかったり、必ず選択肢が入る場合は『内容のページ』毎にまとめてもよいですが、間に選択肢がないページが入る場合は樹形図をしらみつぶしに辿るほうがいいと思います。


ex1)内容ページ毎

 1→Q1
 2→A1&Q2(1)
 3→A1&Q2(2)
 4→A2&Q3(1)(1)
 5→A2&Q3(1)(2)
 6→A2&Q3(2)(1)
 7→A2&Q3(2)(2)
 8→A3(1)(1)(1)
 9→A3(1)(1)(2)
 10→A3(1)(2)(1)
 11→A3(1)(2)(2)
 12→A3(2)(1)(1)
 13→A3(2)(1)(2)
 14→A3(2)(2)(1)
 15→A3(2)(2)(2)

ex2)樹形図辿り

 1→Q1
 2→A1&Q2(1)
 3→A2&Q3(1)(1)
 4→A3(1)(1)(1)
 5→A3(1)(1)(2)
 6→A2&Q3(1)(2)
 7→A3(1)(2)(1)
 8→A3(1)(2)(2)
 9→A1&Q2(2)
 10→A2&Q3(2)(1)
 11→A3(2)(1)(1)
 12→A3(2)(1)(2)
 13→A2&Q3(2)(2)
 14→A3(2)(2)(1)
 15→A3(2)(2)(2)


 ちなみに括弧内の数字は選んだ選択肢番号を表します。

 こんな感じで組立をし、内容を入れてゲームブックができます。



 これはまだ簡単なほうです。条件が複雑になればなる程、内容を書く前に組立をしないと大変なことになります。
 これはある意味、自分がしたことからの経験ですけどね(笑)

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14:14
とりあえずノベルゲームを書いてみよう
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 ここから、どうしようか迷っていたのですが、小説を書いていてゲームブックに挑戦しようかな?という方の為にまずはこれで。



 ノベルゲームは、個人的には大きく三つを考えています。@恋愛系、A冒険系、B日常系です。

 恋愛系は、最近多い恋愛ゲームみたいなものですね。相手と両思いになること、ずっと一緒にいることを目指します。やっている方には分かりがいいと思います。

 冒険系は単純に言うとRPGみたいなものです。大抵は目的の為に冒険に出て、それを果たすことを目指します。これもゲームをしたことがあればわかると思います。

 日常系は、日々私達がしている選択を元に作っていくものです。何かしら選択しながら過ごしていますから、そこに気づければいろいろ書ける可能性があります。



 まず書いてみようとするならば日常系がいいと思います。シチュエーションが浮かべば恋愛系でもいいです。
 選択一つ、選択肢二つのものをまず書いてみて下さい。選択肢は『二つ以上の事柄からの選択』、『するしないの選択』がわかりがいいでしょう。そしてできれば選択後のお話が違うものになればいいかなと思います。
 それを積み重ねることで、選択肢が多く、長いのが書けるようになると思います。

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12:43
ゲームブック機能を使う時重要なこと
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 せっかくなんでいくつか一緒に上げます。
 今回はゲームブック機能を使う時重要なことです。私はとりあえず二つと考えています。

 一つ目はもちろん『内容』。ノベルゲームの場合はかなり重要ですよね。その中でも特に選択肢後やエンドの差異をどれだけ出せるかが、出来を大きく左右すると思います。

 もう一つは、個人的に『組立』と呼んでいるものです。選択肢からエンドを決め、またそれをどういうふうにページに収めていくかということです。クイズとか心理テスト等選択肢が多い場合、特にこれが重要になってきます。



 とりあえずこれを頭に入れて今のところは作っております。
 

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11:58
ゲームブック機能でできること
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 予告してからまた少し時間が開いてしまいました(苦笑)
 書きたいことはあるのですが、どうしてこうか少々迷っています。とりあえず今回はゲームブック機能でできることを考えてみたいと思います。



 ゲームブックと聞いて真っ先に思い浮かべるのはノベルゲームですよね。他にもフォレスト様はクイズ、おみくじ等を上げておられました。
 個人的にはその他、検定や心理テスト、あと育成ゲームもしようと思えばできると思います。結構育成ゲームは作ってみたいかも。まあ、他がいろいろあるので、できればですけどね。



 皆様は他にどんなことを考えているのでしょうかね。

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