BLEACH
□コンの日常?
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いつものように一護の部屋で、一護たちの帰りを待つコン。
小さなぬいぐるみの身では、少々広く感じる部屋に一人でお留守番することが強がっていたも
やっぱり寂しく感じられ、ついつい独り言も増えてきた午後。
「ちぇ、一護のやつ・・・」
学校でどんな楽しいことをしているのだろうと、勝手な妄想をしては悪態をついていた。
それも、だんだんと虚しくなってきたとき。
やっと部屋へと向かう、少々乱暴な足音が聞こえてきた。
「あいつ、やっと帰って来たのかよ・・・別に待っちゃいねぇけどよ。」
ぶつぶつと言いながら、嬉しそうな表情は隠しきれず。
ドアが開き、一護が部屋に入ってきた瞬間に・・・
「いっ、ちご〜!!」
思い切りよく一護に飛びつこうとするコン。
嬉しさいっぱい、そして一人で楽しみやがってという先程までの妄想の羨ましさから勢いをつけてとび蹴りの体勢へ。
そんなコンをいつものように、あっさりと掴み、ぽいっと投げる一護だった。
そんな日常。そして、ルキアの帰宅でさらにコンの勢いは増す。
そして、やっぱり投げられ踏まれ・・・
でも、一人じゃない時間に楽しさは増すばかり。
[終]