紅獅子 物語
『俺は、もうどうでも良かった。生きることに絶望していたんだ』
「我は我という存在が嫌いだった。闇の家系が馬鹿馬鹿しいと思っていた」
『だけど』
「だが」
『オマエに』
「貴様に」
『「会って」』
『俺は』
「我は」
『「今、此処に居る」』
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