タイトル未定
□おはよう
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とある家のとある一室。
シンプル部屋に一人の少年がベッドの中で眠っていた。
机の上にはパソコンや工具が散らばっている。
その中の一つに青い目覚まし時計が置かれてあった。
二つの針が真逆になった時、ベルが鳴り響く。
そのベルはすぐに伸ばされた手で止められ、止めた本人はベッドから出て来ない。
三十分ほど経って少年、アンチノミーは上半身を起こした。
また頭が動かないのかボーッと前を見ていたが、ノロノロと動き始める。
目覚まし時計が鳴って四十分以上経ってからの行動だった。