小話

□せつあまときいて
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結論から言うと、ちょっとからかい過ぎてしまったようだった。

「オイオイ銀さんが悪かったよ。頼むからそんなツラでにらむなって…」

おあずけが過ぎたようだ。
銀時は眉毛を情けなく八の字に下げると、素直に謝った。それにも相手は無反応、かと思われたが。


「………」
「ちょ、ちょっとタンマっ。
ひ、土方!痛い!千切れるゥゥ!!銀さん食いちぎられるゥゥ!!」
「はっ。自業自得だろが」








「わおんっ」






「何やってるカ、アレ」

ひとりと一匹の来客に、居合わせた少女は酢昆布をもっさもっさしながら呟いた。

…………………
土方と名付けた黒のラブラドールに噛まれる銀時。と土方(本物)。

いきなりなんのこっちゃですみません。土方って猫っぽいとこと犬っぽいとこと両方あると思うんですがどうでしょう。近藤さんと話す時は確実にしっぽ振ってると思うんだ。それ見て銀さんがまた悶々とするわけですよ。で、寂しさを紛らわすべく犬に話しかけてたんです。
艶々の毛並みで血統書つきなのに逃げてノラになったイメージ。土方さんがね。

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