†リクエスト
□揺れる灯火
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森奥深くにあるゾルディック家は今日も賑やかに激しい声がこだまする
「イル兄!!ヒソカが来るってどうゆう事だよ!?」
銀髪の少年は怒りが爆発したかのように怒鳴り散らす
「少し話をするだけだよ…そんなに怒らなくてもいいじゃないか」
イルミには理解出来ない
何故キルアがこんなに怒るのか
しかも最近はヒソカの名前をだすと急に怒鳴りだす
父さん達に言ったら兄弟愛だなとか何とか言ってるけど…
「あっ…ヒソカもう来たかな」
気配に気づいたのかイルミはそう言った
「俺もここに居るからな」
今だ怒った顔でソファに座る弟
「キル…そこに座ったらヒソカが座れないだろ?」
「じゃあ床に座る」
「いいじゃないか★キルアも居たって◆」
相変わらずの不気味な笑みで入って来たヒソカ
「案外遅かったね」
「少し君の執事さんと遊んでたのさ★あの手品はホントに面白かったよ♪」
ククッと笑いながらトランプを取り出すヒソカをずっと睨むキルア
「おお怖い怖い◆そんなに睨まれるとゾクゾクしちゃう★」
キルアの背中に寒気がしたのは言うまでもない