信憑性 ★★★
心拍数 ★★★
探索時間 30分
【概要】
所在地は八王子市鑓水450-1
昔、道了堂に住んでいた老夫婦が強盗に殺害され建物ごと燃やされたと言う。
それ以来地蔵を祭って霊を慰めていたが、その地蔵も心無い人間に壊され現在は首なし地蔵として市内でも有名である。
【調査】
国道16号線、鑓水の信号を東京方面に曲がり、しばらくすると左側に『絹の道』と書かれた案内がありました。
絹の道は道幅が狭く坂になっており、車で行けるか不安でしたが、ロングバック覚悟で突入しました。
坂を上り切ると、上記写真の様な場所に突き当たり、「大塚山公園」と書かれた看板があります。
なお、ここで車がUターン出来ます。
公園内は街灯は無く、携帯のライトでやっと歩ける程で、何とか首無し地蔵を発見しましたが、写真を撮っても暗闇が写るだけでした。
地蔵は見たところ、元々首が無かった訳ではなく、やはり何者かに壊された形跡がありました。
シンが地蔵に近づいた瞬間、けたたましく携帯が鳴り響いたのにはビビリましたが、普通の電話だった様です。
残念ながり道了堂は影も形も無く、名残で燈籠が何本か残されているだけでした。
意外と夜景が見える事を発見し、地蔵の前にタバコを供えて、一服して帰りました。
【検証】
以下、道了堂について調べた内容です。
道了堂は、明治8(1875年)に八王子と鑓水の豪商によって建てられた永泉寺の別院だそうで、生糸商人を中心に、鑓水地方の信仰の拠点として賑わっていたという。
昭和38(1963年)に、このお堂を守っていた老婆が殺されてからは空き家となり、荒れた状態だった。
その後、昭和60(1985年)に行われた「絹の道」整備によって取り壊され大塚山公園となった。
なお、次の様な記事も見つけました。
昭和48年、某大学の教授が、不倫関係にあった教え子の女子大生を殺害し、道了堂付近に埋めると言う事件が起こった。
事件の直後から、道了堂付近では、女子大生の目撃証言が相次いで報告された。
それを受けて警察が付近を調査したところ、遺棄された女子大生の死体が発見され、女子大生の事件が火種となり、この道了堂付近一帯は心霊スポットとして話題となった。
間違いなくこの近辺で、2人の人間が亡くなった事は間違い無いようです。
今回は運が良かっただけで、場合によっては何か恐ろしい事が起こっても不思議ではありません。