本編小説
□第1話『日常』
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―聖祥大附属小学校―
綾人「うぃ〜す…」
彼が教室に着く、とほとんどのクラスメイトがすでにそろっているようだった。
綾人「うわ、みんな朝から来るの早いなぁ…」
???「何言ってんのよ」
綾人が後ろを振り向くと、三人の少女が立っていた。
綾人「…あぁ、アリサに高町に月村か…」
アリサ「おはよ、綾人。めずらしく早いわね」
なのは「綾人くん、おはよ〜♪」
すずか「おはよう、綾人くん」
右からアリサ・バニングス、高町なのは、月村すずかの三人である
彼女達は綾人と一年の時からの付き合いであり、なのはとすずかの席と近いためそれなりに話をする仲である。
綾人「おはよ、三人供」
アリサ「いつも遅刻かギリギリの登校なのに…。明日は槍でも降るんじゃないの?」
綾人「何をおっしゃるウサギさん。オレハヤレバデキルコデスヨ?」
アリサ「なら毎日遅刻せずに来なさいよ…
それと、誰がウサギさんよ誰が!」
綾人「それは無理な相談だな。我慢は体に良くないからね♪」
アリサ「だらけてるだけじゃない」
なのは「にゃはは…」
すずか「今日も元気だね、二人とも♪」
―キーン・コーン・カーン・コーン
アリサ「あ、予鈴が鳴っちゃったじゃない!
それじゃなのは、すずかまた後でね♪」
なのは「うん♪」
すずか「また後で♪」
そうして、アリサは自分の席に着いた
ちなみに、アリサの席は窓際の前から3番目であり、綾人達の席はちょうど真ん中くらいだった
綾人(前から思ってたけど、あの席日当たり抜群で寝やすそうだな…)