ばとんたっち
□ことわざ遊び
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「好きです愛してます、ねぇ聞いてるんですか、聞いてくださいよ。この堕天使の駄王子ー」
「駄じゃなくで堕なんですけどー」
「どっちでもねぇし、死ね二匹」
ちょ、まじで私の愛の告白は無視ですか、コノヤロー!駄はわざとだよクソガエルめ。真剣に愛を捧げてやってるっていうのに、私のかわゆい乙女心を卑下に扱うだなんて紳士として最悪だよ、この堕王子めが!
「誰が乙女だよ、誰が。」
「先輩の目は節穴ですか、目の前にいるじゃないですか!てかなんで心ん中読んでるんですか、ぷらいばしーという言葉を知らないでしょう?」
「全部口にでてたんだよこの堕乙女がー。」
「堕乙女ってなんだ、黙ってろこのクソガエル!」
「カエルに収まらずクソまでつけるなんてもう乙女じゃないですねー」
「てか俺紳士じゃなくて王子だから知んねぇよ、そんなの。」
ちょ、だから愛の告白はスルーですか。流石に酷いですよ。三代先まで呪ってやろうか。 ‥‥前言撤回します。だって三代先って事は私達の子供まで呪われちゃうからね!しまったしまった、私としたことが。
「キモイこと言ってんじゃねぇよ、マジ死ね」
「また私ったら口に‥‥!」
「今のは読んだんですよー」
「マジでてめぇらデリカシーを持てよ」
まぁヴァリアーにプライバシーやらデリカシーを求めるのが間違ってるんでしょうがね、はい、分かってるんですよ一応。でも言うだけタダですからね!てかてか、私は何度告白すれば私の愛は届くんでしょうか‥‥まぁ届くまで何度でも世界の中心とは言わないけどヴァリアーアジトの中心で愛を誓って叫んでやんよ!
「ベル先輩!大好きです、愛してます!」
告白の返事に返ってきたのは、ささやかなナイフが飛んできた。何度でも捧げても足りないぐらい、愛してるんです。諦めませんよ。諦めるもんですか!好き好き大好き、愛してます。絶対にそのハートを射止めてみせますからね、覚悟しておいて下さいよ!
猿も木から落ちたがまた登る
(私の辞書に諦めるだなんてないんだよ!)
END
えー、キャラ掴み切れてないです。
こんなんでぉkなんでしょうか?不安だぁぁ‥‥
フランを無理に出すんじゃなかったと後悔(爆)
ヒロインちゃんは打たれ強いんです←
ゴメンなさい´ω`;
091220 狂華