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□食べちゃいたい
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名前さんの食べちゃいたいが性的な意味に変わればいいのに。
そんなことを考えていたら、いいこと思い付いちゃいました。
「鬼鮫さん…」
きましたよいつものこのパターン。
ですが今日の私は一味違いますからね。
「何ですか?」
「鬼鮫さんのこと…食べちゃいたい…です…」
「…本当に?」
「はい…もちろ…きゃ!?」
私は名前さんを押し倒しました。
不安げに私を見つめるその瞳がたまりません。
いっそこのまま、壊してしまいたい…
ですが、壊してしまうのは最後。
まずは名前さんに頑張ってもらいましょうかねぇ。
「さあ、思う存分召し上がってください。」
「え、あ、き、鬼鮫さ…」
「こういうことでしょう?…私も我慢してきたんですからね。楽しませてもらいますよ。」
「本当に…いいんですか…?」
「ええ。勿論。」
少し妖艶に笑ってみせて、名前さんの頬を撫でて雰囲気を作り、名前さんを逃がさないようにしました。
雰囲気をぶち壊すのは名前さんの得意技です。
ですが今日は…
逃がしませんから…