□鮫と幼女
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「わーっ、海だよ!海だよ鬼鮫さぁーんっ!!」



「ふふ、そうですね。」



「ここが鬼鮫さんの故郷なんですねえ。いいとこですねっ!」



「ちょ、いや、名前さん、私は海から来た訳では…。」



「え、あ、そっかー。ごめんなさい。鮫さんがあまりにも鬼鮫だから…あ、でも私、鮫好きですよっ!」



「名前さん、それはわざとですか?さすがに私も泣いてもいいですか?」





今私は、名前さんと一緒に海に来ています。



夏だから海に行きたいという名前さんの要望で、海でデートです。



しかし名前さんは過度の天然でして、さっきの様なことはわざとかってくらい日常茶飯事な訳ですが、さすがに私も悲しくなってきました。



まあ、せっかくのデートです。
気を取り直して、良い思い出を作りたいと思います。




「では名前さん、まずは何をしましょうか?」



「それはやっぱり、まずは早速泳ぎましょう!私、もう下に水着着てるんですよ!」




きらきらした笑顔で、服をバッと脱ぐ名前さん。
本当に下に水着を着てきていて、更にその水着はスクール水着…本当に子供っぽいですね。



そんなところも、大好きですが。



それにスクール水着も、ほら、何かクるものが。




 
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