□永久の愛、一瞬の美
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「デイちゃん、見て見て!!粘土で鳥作ってみた!!」


「おお!!なかなかすげえじゃねえか。うん。オイラも新作作ったんだ、見るかい?」


「見るーっ!!」


「じゃあオイラの部屋行こうぜ!!うん。」



デイダラと仲良さそうに話すあの子はモブちゃん。


デイダラのお友達。



デイダラと仲良さそうに話すあの子を見て若干…いや、大分嫉妬をしている私は名前。


デイダラの彼女。



かれこれこんな状況が結構前から続いてます。



モブちゃんは毎日デイダラに会いに来て、デイちゃんデイちゃんと楽しそうに遊んでいます。


デイダラもデイダラで、私なんて忘れちゃったかのように楽しそう。



自分の部屋にまで招いちゃって、2人で楽しそうに何をしているのやら。


私を部屋に招いてくれたことなんて、一度もないくせに。



私だって、粘土で沢山作ったもん。鳥じゃないけど、うさぎを作ったんだよ。


見せようと思ったけど、私不器用でモブちゃんみたいに上手くなかったから恥ずかしくて見せられなかったけど。


作り方とか教えて欲しかったけど、デイダラはモブちゃんといつも一緒だったから。


一人で1から頑張ったんだから。


作ってみたら粘土楽しくて、本当だったらデイダラと一緒に「楽しいねー。」っていちゃいちゃしたいのに、我慢してるんだからね。



いつまでこの放置プレイ的なことは続くのでしょうか。



我慢してるけど、やっぱり辛いよ。悲しいよ。寂しいよ。



別にモブちゃんと仲良くしたっていいよ。お友達だもんね。…本当は嫌だけど。


でも、いいから。
いいから、ねえ、私を忘れないで。構って。



好きなの。寂しいの。



私のこと見てほしいよ。



デイダラはもう、私なんて嫌いなの?



聞くことさえ…話すことさえできない日々が寂しいよ。



 
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