過去拍手

□コスプレ。
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ガチャ




「ヨウ兄覚悟っ!!とうっ!!」


「な゛?!」


バキッ
・・・氷姫のパンチが、耀一の背中に直撃☆


「・・・って、何すんだよ氷姫・・・?」

意味もなく殴られて怒っている様子の耀一。でも、そんなの氷姫には関係なかった。



「フフフッ!いいもの買ったからヨウ兄も行くよ!!」


「はあ?って・・・服引っ張るな!」

「気にしない気にしない♪」


と、耀一は氷姫に強引に引っ張られて下へとおりって行った。








スッ・・・
シュルッ・・・


『・・・こんな感じでいいのでしょうか・・・?』


とりあえず、届いたばかりのソレを着てみる遊姫。・・・やはり、かっこよくも可愛くもない・・・


『・・・男装、みたいですね・・・』


そう、彼女が着ていたのは・・・本来は男性が着るもの。昨日の氷姫の作戦で、遊姫はこれを着る事になったのだ。


『・・・こういう時・・・胸がなくてよかった・・・と思います・・・』



かなり複雑ですが
どうせ女性らしい丸みなんて、もともとないから・・・こういう時、こんな体型でよかったと思います。幸い、女子のほうでも身長は大きいほうですから、男性と間違えられるかもしれませんかなり複雑な心境だが


『・・・でもやっぱり・・・髪が邪魔ですね、いつもの髪形のほうがいいでしょうか・・・?』


そう思い、右で一つに髪をまとめる遊姫。髪が長い男性なんて・・・三次元にはいませんから、気をつけませんと。


『・・・氷姫も・・・耀に服を着せれたでしょうか・・・?』


そう思い、もと着ていた服をたたんで居間へと戻っていった。





―2分前


「はい、じゃあ脱いでヨウ兄!」

「はあ?!いみわかんねーよ」

「いいから脱ぐの!」


ガシッ
・・・弥遊が後ろから耀一を捕まえた


「ちょ、何するんだよ母さん!離せよ!」


「ごめんね〜ヨウ、今日は母さんも共犯なのよ♪」

「な゛」


「そういうことだ諦めろ!!」


「・・・って
諦められるかぁああああああ!!





ビクッ

「・・・今の声って・・・伊東の?」

「・・・何かあったのかな・・・?」

「・・・まあ、楽しそうな感じはするけど・・・巻き込まれそうな気がするからほっとくか」

「そうだね」


・・・耀一の声は、結崎の家だけではなく近所に響き渡ったと言う
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