BATTLE×TENNIS

□Game Start!
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「(フ〜ン…守る為に親が出来る精一杯の行動がコレ?
ていうか、B・R制度を作ったのあなたたち大人でしょうが!政府に楯突くとか出来ないの?日本一の財閥の跡部が。でも……愉しそう!日本に帰国して初めてのBR!やってやろうじゃない。)」

すぐさまOKだとメールを送った。


「終わったのか?」


「うん、ごめんね」


「これからはちゃんと携帯切っ」

バタンッ

跡部は紗奈に説教もどきをしていると急に気絶したように眠った。
バスの中は睡眠ガスで充満している。



「みんな、寝ちゃったか…私も一眠りする…か」


紗奈は睡眠ガスの効力ではなく本当に眠かったので一眠りすることにした。





「ん〜…よく寝たぁ!えっと、此処どこだろ?首に小型爆弾のリング付いてる。ま、いいや…景吾起きてー!」




「ん…紗奈…か
ココはどこだ?」


そこは何処かの、廃墟らしきところのような一室
部屋は所々埃が被っており一台の真新しい大きなテレビがあった。
外からはさざ波の音が聞こえる。


「分からない…他のみんなは生きてるの?みんな妙なリング付いてるし。」


「息はしている。只寝てるだけみたいだ。だが何故青学や立海の奴らが?」




「景吾、合同合宿のメンバーだよみんな…」

ンンッ


誰か目が覚めたようでそれを先頭に全員が目を覚まし始めた。


「紗奈、跡部…此処は?」


「みんな起きたか。」

「頭クラクラしてるC〜しかもすごく嫌な夢見た…」


「変な夢って?」
「みんな笑って殺し合ってた。俺、何度も何度も…紗奈のこと…泣きながら殺してた。」

「そうならない事を祈るわ…」

「えっ?」


「なんなんや此処は?」


「分からない…だが「静かにして!何か聞こえる…これは、カノン?」



♪〜〜♪〜〜♪♪♪〜〜

《ハァァ〜…やっとお目覚めですかぁ?待ちくたびれましたよ?》


「「「「「!!」」」」」

「誰だ!俺たちをこんな所に閉じ込めてどうするつもりだ!俺たち全員はテニスの合宿に!」


バンッ


すると、突然扉が開き迷彩柄の服を着た数名の男たちと同じ迷彩柄の沢山のバックを積んだ荷台が部屋に入ってきた。



「なんなんだお前達は!」


男たちはテニス部の声に耳も傾けず無言を貫いた。



《わかりませんか?首に付いている装置で》



「「バトル・ロワイヤル…」」


「!ウ、ソだろ?乾、柳…」


「嘘ではない。これは正真正銘バトル・ロワイヤル…略してB・R今回選ばれたのが俺たち青学、氷帝、立海のテニス部メンバーなのだろう。」

乾の言葉でほとんどの者に衝撃が奔った。



「質問に答えてほしいんだけど大丈夫かしら?」

「えぇ、どうぞ」

     ・・ 
「あなたは何者?」





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