BATTLE×TENNIS

□Can you…?
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「(さっきから血の臭いがうっすらとする。不二周助は気付いていない)ねぇ、不二くん」


「?なに。」

「私に会う前に誰かに会った?」

「いや、あっ!そういえば

でも、もう人のカタチをしてなかったんだ……」





―――――――――――――

不二side


「なんで俺達がこんなことを俺達はテニスをしたいだけなのに」


迷彩服の男から鞄を貰い部屋から出て僕は森の中を彷徨っていた



「鞄の中は食糧と救急箱に武器が入ってるっていってたけど…でも、透明な糸貰っても…釣りでもしろと?…さっきから鉄臭い」


そう思い草の根を分けて臭いのする方へ向かうと


「うっ…」


そこには誰とも解らない肉塊があった。着ているはずのジャージも紅に塗れどこの誰かも学校さえもわからない。ただ分かるのは鋭利な刃物で斬られたことぐらいだ。


「誰がこんなッ!ウッ!早く離れよう」


俺は口元を押さえすぐにその場から離れた。

――――――――――――――

「ってことがあったんだ」


「へぇ、氷帝の人じゃないことを祈るわ。誰が死んだかは放送でわかるから。」



「ねぇ、紗奈はなんで「危ない!」


パンッ!


「クッ!紗奈!!」


撃たれた弾は木に当たり2人には当たらなかった


「あーあ、外しちゃいましたか…まぁ、次は外しませんよ?青学の不二さん?あ、紗奈先輩はそのまま動かないでくださいね?俺、先輩のこと殺したくないんで」



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