白くはいた息
 
 冷たい指先
 
  伸ばした手は空を切る
 
 寒い、寒い
 
誰もいない部屋が寒い
 
 けど
 
  ふと見上げた先の
 
 小さな光が私を暖めていく
 
今日は夜も
 
 乗り越えられるかもしれない










COUNT>>662

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放課後
 
疲れた顔した太陽を見送る
 
眠そうな月を迎えた頃に
 
私は小さな旅にでる
 
家までの、ほんの小さな旅
 


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