ルーキーズ
□4.いーもん見ちゃった
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「若菜先輩好きです!!」
掃除当番だった私はゴミ捨てのために焼却炉へと行くと聞こえたその声。
「いや、その…わりぃ。」
若菜の一言で彼女は走って行ってしまった。
「いーもん見ちゃった。」
「うぉっ、なんでおまっ!!!」
「ゴミ捨て。」
「あー…今のはな!」
「可愛いよね、今の子。私とは大違い。」
「んなことねぇよ!!」
「ちょ、若菜?」
「俺はお前が1番可愛いと…思、う。」
(若菜、恥ずかしいなら無理しなくても…)(してねぇ!!!)