その他小説置き場

□また出逢う日までの約束(日和、遣隋使)
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***また出逢う日までの約束***



朝廷がいつになく忙しさで溢れていた。何処もかしこも騒がしい。
そりゃ騒がしくもなるのかもしれない。―――――あんたが今日、死んだのだから。

貴方がどれだけ偉い事に気付かされた。今更だって、あんたは怒るのかな。

そんな朝廷を抜け出してたどり着いたのは、あんたがいつも乗っていたブランコ。


太子
まだ冬ですから、花畑の花は咲きません。だから、もう少し待っててくださいね。
文句言わないで下さい。アンタがいけないんですよ。あんたがこの世界から居なくなるのが早いからいけないんですよ。



もしも また出逢う日が来るのならば
その時は、どんな出逢いでもいいから
あんたは笑っててください。それで僕は充分です。





アンタが笑ってれば、僕だって笑うから。
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