BLEACH
□レンアイげぇむ
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「シナリオが決まってる恋愛なんて
つまらないと思わない？」
『え？』
「シナリオが決まってる恋愛なんて
恋愛じゃないよ」
『ローズ？』
「僕と恋愛しない？」
『え？えぇ───っ！！』
僕は來瑠実を
後ろからそっと抱きしめた
『ちょ、ちょ、ローズ！？』
「僕は本気だよ」
『え……。
私がゲーム始めたのはね』
「うん？」
『少しでも恋愛の参考になるかなぁ
と思って始めたの』
「そうなの？」
『うん
えっと…わ、私ね…』
「うん」
『えっと……』
「ゆっくりでいいよ
落ち着いて」
『私、ずっと前から
ローズのこと…』
「うん」
『す、好きなの』
「ほんとに？」
『うん
こんなとこで嘘つかないよ』
「じゃあ、來瑠実は
今日から僕の彼女でいいかな？」
『どうぞ』
「來瑠実」
『何？ローズ』
「僕はローズじゃなくて
楼十郎だよ」
『ろ、楼十郎』
「よくできました
愛してるよ、來瑠実」
『えっ？…うん』
「よろしくね、來瑠実」
『うん♪こちらこそ』
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