紫羅欄花

□第1話 炎の少女
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俺はその子の元へ行った


一護)おい、お前!って…

ぅおぉいっ!!!



その子の肩を触ったら





引火した





一護)うわぁぁぁ!!

これどうにかしてくれ!!



少女)……私に触るからだ


一護)これ、どーしたら消えるんだよ?


少女)その炎は
私の霊力を燃やしたもの

その炎に含まれている霊力と
同じ量のお前の霊力を
混ぜたら消える


一護)混ぜるって?


少女)そのままにしてたらいい

でも、その手で
他の人を触ったらだめだ


一護)なんで?


少女)例えば炎に含まれている
霊力を10とする

その炎に5の霊力を
混ぜたところで他の人を触る

その人は15の霊力を
混ぜなければならなくなる

だから、触ったらだめだ

じゃ、私は行くから


一護)お、おい!





行ってしまった





俺はなんとなく


近くの川に


燃えている手を


浸けてみた





が、




やっぱり消えなかった






.
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