BLEACH
□I'm cool better than him,am not I?
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『ねぇ、しんじぃ…。』
また、来よった
コイツはつも元気に走って
自分の彼氏のノロケ話してくる來瑠実
俺の気も知らんとよう話すわ
まぁ、最近は相談になってんねんけど
その彼氏は今月にはいってから
一通もメール返せへんらしい
酷い奴やわ、ほんまに
そのせいか今日はいつもより
えらい泣きそうな声で
俺にしゃべりかけてきた
「どないしたん？」
『今日、彼氏にメールしたら
エラーメール返ってきたの
もぉ無理かなぁ？』
「なんやそれ！？
ほんまそいつたち悪いなぁ
最低な男やん
殴りに行ったろか？」
『いや、いいよι』
「昨日はどうやったん？」
『昨日は送れたよ』
「“メアド変えました”的な
メールは来てへんの？」
『来てたら言わないよ』
「そ−か
ほな、無理ちゃうかなぁ」
『うん、そうだよね…。
何がダメだったのかな？
あはは…。』
「無理して笑いな
俺の腕ン中で泣いてもええねんで？」
『うっ、しんじぃ〜』
そうゆぅて來瑠実は
俺の腕ン中に飛び込んで来た
ほんまかわえぇなぁ
今の俺の顔
ニヤけてんねんやろうなぁ
「來瑠実は一個も悪いことないで
何が悪いゆーたら相手が悪かってん」
『うん……。
なんであんな奴がよかったんだろ？』
「そんときはよかったんちゃう？」
『うん…。』
「なぁ、來瑠実…」
『何？』
「俺やったらあかんか？」
『えっ…』
「俺は絶対そんなことせぇへんから
な？」
『え、な…ぁ…』
「それに…」
I'm cool better than him,am not I?
「ソイツより俺のほうがかっこえぇやろ？」
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