紫羅欄花
□第8話 約束
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ある昼下がりの曇りの日曜日
私は青龍セイリュウや昼草ヒルグサに
造ってもらった異空間にある泉に来た
すると誰もいるはずがないのに
見覚えのある綺麗な赤い長髪の女性が座っていた
それは…
石榴)…母さん?
私がそう呼ぶと女性は
振り向いてニコッと笑った
やはり私の母
昔虚に殺された私の母
桔梗キキョウだった
.
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