紫羅欄花

□第7話 歓迎会
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私は雛罌粟ヒナゲシに連れられて
食堂へと向かった





そこはとても広くて
向こうの端が見えないくらいだった





石榴)ひ…広い…





雛罌粟)だろ?






雛罌粟は自慢気に言った





そこには30人分ぐらいの料理が並べられてあった






石榴)誰がこんなにたくさん食べるんだ?





雛罌粟)え?ああ
1人一人前だよ





石榴)えっ!!Σ
こ…こんなにたくさん人がいるのか?





雛罌粟)ああ、いるよ
霊圧探って数えてみろよ





石榴)ああ…




1、2、3……

……29!!Σ




石榴)29人も…





雛罌粟)それ全部干支宮の人だよ




石榴)えっ!?Σ
執事とかはいないのか?





雛罌粟)ああ、いないよ
同じ人なのに自分の身の回りのことやらすなんて
おかしいと思わないかい?





石榴)ああ、確かに…





雛罌粟)それに意外と楽しかったりするしさ
まあ、食事は誰で
掃除は誰がやるとかは
決めてあるんだけどな





石榴)へぇ…


すると二人の女性と
一人の男性が入ってきた








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