紫羅欄花
□第5話 十二使 ジュウニシ
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私はなんとなく瀞霊廷に来た
ここへ来るとなんだか懐かしく感じる
うろうろしていると
白髪で長髪、十三と書いた
白い羽織を着た男が話しかけてきた
浮竹)やあ、見かけない顔だな
俺は十三番隊隊長、浮竹十四郎だ
君名前は?何番隊だ?
石榴)干支宮石榴
死神ではない
浮竹)干支宮…か。どこかで…
石榴)……。
浮竹)あ、思い出した!雛罌粟だ!
石榴)ひなげしぃ?
浮竹)いくぞ、干支宮!
石榴)え、ちょ、ま
何処連れてくんだよー!
白髪の浮竹と名乗る男は
私の手を引っ張って走って行った
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