この思いは[獄ツナ]

□3話〜夢は現実に〜
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どうせ"俺達は友達だから"
とか言われちまうんだろうな…


綱吉
「俺は…獄寺くんが…好…き」

獄寺
「…え」

予想外の答えに
とても驚いた

獄寺
「また十代目は寝ぼけて…」

綱吉
「寝ぼけて無いよ!」

その言葉に
驚いて振り向くと
そこには顔を真っ赤に
しながら俺を見つめる
十代目の姿があった…――

獄寺
「十…代目……?」

綱吉
「…!!恥ずかしいから
振り向かないでって言ったのに…」

十代目は自分の顔を手で
覆いながら言った

獄寺
「本気で…?じゃあなんで
あの時 返事くれなかったんスか…」

綱吉
「びっくり…いや嬉しすぎて
言葉が出なかったんだ…」

獄寺
「…俺…十代目にこの気持ちが
届くなんて夢にも思わなかったッスよ…」

綱吉
「俺だって獄寺くんが俺の事を
好きだなんて思ってなかったよム俺はダメツナだから
獄寺くんに気持ちを伝える
勇気も無くて…でも獄寺くんが
俺を好きだって分かったから
気持ちを伝える勇気が出た
…恐れずに自分の気持ちを
言えたんだよ…
ありがとう 獄寺くん」

顔を赤くして
恥ずかしそうに笑いながら
俺に語りかける十代目は
今までで1番素敵に見えた…―

獄寺
「十代目…っ!!」

俺は言葉よりも
先に十代目を抱きしめた

綱吉
「ちょ…獄寺くん
苦しいよぉ^^//」

獄寺
「ずっと貴方が好きです…
十代目…」

綱吉
「俺もだよ 獄寺くん!」
(獄寺を強く抱きしめ返す)

獄寺
「昨日の夜 十代目が
俺を好きだって言ったのは
本当だったんスね!」
(ゆっくり離しながら)

綱吉
「え…俺そんな事言ったっけム」

獄寺
「やっぱり寝ぼけたんスねQ
…でも直接 十代目に好きって
言ってもらえたからいいッス!」

綱吉
「俺寝言でなんて事言ってんだよぉ…//確かあの時見てた夢は…獄寺くんに襲わ……」

獄寺
「何スか 十代目!
襲ってほしいんスか!?
お安い御用ッス♪」

ガバッ

綱吉
「ひッGご、獄寺くん!!ム」

そしてテンションが
狂った俺は十代目を…

んなワケ無い!
ちゃんとガマンしたぜ…
本当はもっと…っ!!



    ☆END☆
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