この思いは[獄ツナ]
□2話〜勉強会の夜に〜
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寝ぼけているとしても
こんな耳元で囁かれたら
本気にしちまいますよ…
…十代目
獄寺
「…十代目はどんな夢を
見てるんスかム」
静かに十代目に
布団をかけた
そして俺はそのまま床で
寝ちまったらしい…――
−朝−
なんか 重ッ…
それほどは重くないが
何か乗ってる…?
そんな感じがして目が覚めた
獄寺
「……!!」
当たり前だ…だって
十代目が俺の上に乗って
俺に抱き着いて居たから
ベッドで寝ていた十代目が
寝返りを打って 俺の上に
落ちて来たのだろう…――
綱吉
「スー…|」
獄寺
「…あの…十代…目??」
綱吉
「……ん?」
ゆっくりと十代目が
目を開ける
獄寺
「お…おはようございます
十代目ム」
綱吉
「あれ…獄寺くん 何でここに… って…ご、ゴメン!!」
慌てて俺の上から
降りる十代目
獄寺
「あ…大丈夫ッスよ^^」
綱吉
「俺昨日寝ちゃったの!?」
獄寺
「はい、結構夜遅かったッスから仕方ないッスよ」
綱吉
「そっか…なんかゴメンム
つーか 学校…!!」
獄寺
「…!もうこんな時間ッスか!?」
綱吉
「行こう獄寺くん!」
そう言って
二人で急いで家を飛び出して
学校へ向かった…――
☆END☆