守りたいもの［骸ツナ］
□１話～君の強さに～
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沢田綱吉…
実に興味深いですね…
－ツナの部屋－
綱吉
「ｽｩ…」
骸
「ｸﾌﾌ…可愛い寝顔ですね…」
（綱吉の頬に触れ）
綱吉
「…ん…？」
骸
「おや…目が覚めましたか？
沢田綱吉」
綱吉
「ろ…六道骸！？
何でここに！？」
（驚いて跳び起き）
骸
「…僕が居てはダメなんですか？」
綱吉
「別にダメって訳じゃないけど…つーか何で触ってんの！」
骸
「ｸﾌﾌ…すみません。
君の寝顔があまりにも
可愛かったものですから…」
綱吉
「意味分かんないよ
…ただでさえ疲れてるのに
とどめを刺された感じだよ…」
骸
「疲れてる…？
どうしてですか？」
綱吉
「リング争奪戦とかの戦いで
疲れてるんだよ」
（ため息混じりに言い）
骸
「ｸﾌﾌ…そうでしたか…
沢田綱吉…貴方は何のために
戦うのですか？」
綱吉
「何のためって…
ただ巻き込まれてるだけ
なんだけど
…でも俺が戦うのは…
みんなを守りたいから、かな…」
嗚呼…そうでした
沢田綱吉、君は
"皆を守りたい"
その思いだけで強くなる
男でしたね…
沢田綱吉の強さは
そこから来ている…
骸
「そうですか…
でもあまり無理は
しないで下さい（微笑」
綱吉
「俺はダメツナだから
普通に戦っても皆を守れない
だから少し無理しなきゃ
皆を守れないんだよ…」
骸
「ｸﾌﾌ…君にあまり無理は
させたくないので…
これからは僕が貴方を
お守りしますよ 沢田綱吉…」
（綱吉を強く抱きしめる）
綱吉「ちょ…骸！？」
☆END☆