03/16の日記

23:55
タイトルなし
---------------
もう3月に入ったというのに、まだとても寒い。

もうすぐあの日がくる。


3月17日

全部が終わって、
全部が始まった日。


去年の今頃は横浜の工場の寮に入りながら、休日は海辺の綺麗なレストランで働いてた。

3月17日にはいつも何かしら予定を入れていた。

何かを考える余裕を持ちたくなかったから。


でももう大丈夫な気がする。
2年前、家を出てから今まで、とてもとても濃い経験をしてきたと思う。
決して普通ではないけれど、決して無駄な日々でもなかった経験。決して器用に乗り越えてきたわけじゃない経験。
それらの経験が自分の中に燻(くすぶ)っていたグレーの色した影をほんとに色褪せさしていってしまった。


当時はもう
これから一生思い出さない日はないと思っていたけれど、

時間というのは絶対的な力を持っていると、つくづく感じさせられる。




あの頃と比べ
得たものは多い。
変わってしまった事と変わっていない事、
もしかすると変わっていない事の方が少ないのかもしれない。

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ