□安易に約束なんかするな
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「パパ」


ママが静かにパパを呼んだ。

パパはズササッと這ってママの方へ行く。

その姿は世界最強の武器、デスサイズだとは思えない。


「ママ本当に「うん。分かってる」

「………ママ?」

「パパは私とマカの事愛してくれてるものね。」


たらたらとパパの頭に水を垂らしていく。

こんなのドラマでしか見たことない。

私はビックリして見てた。

ママはニッコリ笑って立ち上がった。


「ねぇ?パパ」

「も………もちろんだよ。ママ。俺はママとマカを一番に愛してるよ。」

「嘘じゃないわよね?」

「嘘な訳ないだろ!」

「よーし。マカ、包丁持ってきて。パパ、ズボン脱げ。」

「「はぁ?」」


ママは袖まくりをして私にそう言った。

パパも私もいまいちよく分からない。


「脱ぎなさいよ。スピリット。私が二度と浮気出来ないようにその節操のないの切ってあげるから。」






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