□夏の風物詩
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校庭の端っこの方で僕はしゃがんで蝋燭を立てる。

みんなでやったように花火にを付けた。


「うわ。」

「おぉ!」

「ね、綺麗でしょ?」

「・・・・・もっと。」

「?」

「もっといっぺんにやったらおもしろそうだな!」

「え?それは危ないんだって!!!」


ブラック☆スターがやっていたが大変なことになっていた。

彼がもっていた花火の火がキッドの服に燃え移っちゃって『シンメトリーがぁ』と叫びながら倒れたり。

とにかく綺麗よりも危ないイメージしかない。


「やめようよ。ラグナロク」

「オレがやりたいんだよ。」

「僕が危ないよ。」

「知るかぁ。」


いっきに五本に火をつける。

ラグナロクは僕のお腹から出てきているけど足が熱かった。

それにラグナロクは打ち上げ花火の持っていたので突然手にもっていた花火が吹っ飛んだ。


「うおぉ!」

「ひぃ!」

「やべっ」

「だから、言ったじゃん!どう接したらいいかわかんないよぉ。」


ロケット花火が残っていた花火にも火をつけ始めたので収集がつかない。

校庭だったから引火するようなものがないだけマシだった。

僕は火の手か逃げるように校舎に入って校庭を見る。


「すっごいね。」

「な、おもしろいだろ。」

「うん。」


花火がいろんなものに反射して綺麗だった。

ラグナロクが好きそうだなって感じの派手さになっている。

音を聞きつけて出てきた青いゾンビ先生が消火器を手に校庭に現れ、逃げ遅れた僕らが捕まって起こられるまで二人で見ていた。



「怒られたね。」

「お前がぼさっとしてるからだろ。」

「綺麗だったから見たかったんだよ。」

「俺はもっと綺麗なもん見た事あるからな。」

「どんなの?」

「クロナのアホ面」

「それは綺麗じゃないんじゃん。」


僕の頭の上で掃除終わったら二人にと置いてくれてたラムネの二本目を飲みながらいいから働けとラグナロクが僕を小突いてきた。




夏の風物詩
今日の僕の目標だったラグナロクと花火をするができたから僕の分までラムネ飲んじゃったことは何も言わないでおこう。









END

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