□どうしてハマッたんだ?
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あー。

そっちにか!

オックスの想い人である、俺の隣に座っているキムが舌打ちをした。

普通に考えればわかることだ。

俺にじゃないって事ぐらい。


「………」

「あーあー。どうしてやろうかな」

「おい………」

「何よ。キリク」

「………やっぱ、何もない。」


負のオーラ出しまくって持っていたペンを半分にしたキムにもう何も言えなかった。

あまりの恐さに俺とパートナーのサンダーとファイヤーが震えた。


『キム。見てますか?僕を!』


って暗に目でオックスが語っている。

周りに、よくブラック☆スターが言っている後光が射して見えた。

その後光が射してキラキラしているオックスが………可愛い。


「えっ?」


可愛い?

あのオックスが?

可愛いと思ったのか俺。





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