ブック 1

□ウ゛ィクトール軍の前で
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ヴィクトール軍の罠にハマって数日…ジェロムは限界にきていた…

そして遂にしてはいけないことをしてしまう…

ジェロムは銀を押し倒し皆の前でもお構いなしにモノを咥えた

周りの犬は硬直して動かないでいた

銀「ジェロム止めないか…そんなにしたら出てしまう」

ジェロムはお構いなしに激しく舐め続けた…すると口の中に苦い物を感じた

それを飲み干し、挿れようとした瞬間…

赤「止めないか!」

そう言って赤目はジェロムを放り投げる

それでも向かってくるジェロムを黒虎が押さえ付け、やっと正気に戻り銀に一言謝り一匹片隅に座り込む

皆ジェロムの行動を見ていた為、ジェロムから離れていく…

その晩、銀は皆が寝静まったのを確認するとジェロムに歩み寄り言う

銀「なぜあんなことをした?」

ジェ「いえ、あの…その…」

銀「私をウィードと間違えてしたのだな」

ジェロムは恥ずかしそうに「ハイ」と頷く

銀は呆れた様にため息をつくと少し何かを考え、話始める

銀「また私とするか?」

ジェ「えっ!?良いんですか?」

銀は返事の代わりに頷くと歩き始める

それを追いながらジェロムは問いかける

ジェ「何処に行くんですか?総大将」

銀は何も答えず歩き続けるとヴィクトール軍と奥羽軍の中間で止まるとジェロムを見て言う

銀「さぁ、ココでするんだ」

ジェ「えっ、ココでですか?」

銀「ああ、そうだ」

そうこう言ってる間にヴィクトール軍が目を覚まし、二匹だけなのを見るやいなや襲い掛かろうとするがヴィクトールがそれを止める

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