□LoveCandle
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秀「ごめん…仕事はいった」

「やだよ!だって今日は久しぶりのデートだよ?」

秀「ごめん。こんど何処でも連れてってやっから」

「……仕事ばっか」

秀「だからごめんって」

「もぅ秀太とはどこも行きたくない……」

秀「…なんで」

「だって仕事仕事って!仕事ばっかじゃん!ファンの子達にもチヤホヤされて!」

秀「おい……。」

「寂しいの…っ」

秀「………」

寂しさばかり覚えさせたのならば
僕は何も言えないから






「秀太なんか…行っちゃえ」

秀「……わがまま」

「…っっ!」

俺は急いで仕事に向かった。


傍にいるのにこんなに君が遠い





俺は仕事が終わってから
電話をかける。


「もしもし…?秀太?」

秀「あのさ。ごめんな。」

「………」

秀「マジごめん。」

「秀太は謝るの天才だね。得意でしょ」

秀「何言ってんだよ…」

「いっつもごめんばっか。もういいよ。別れて」

最後のその言葉
深く刺して消えてくれ




秀「……わかった」



Lovecandle
僕たちが灯した火は
今夜きっと消えてしまうんだね
Lovecandle
永遠に消えないよと
笑いあった僕らも今日いなくなる





「幸せになってね?」

秀「お前もな」

「わがままな子はダメだよ?」

秀「うん」

「ばいばい秀太。」

秀「じゃぁな。」


幸せにしてやれなくてごめん。


君が望むなら
君の幸せを考えて
今は君の前から消えてみる。




Lovecandle
いつかまたちがう人と
この光り灯す日が来ても
Lovecandle
僕たちが灯した火の
眩しさに叶うはずないよ














Lovecandle
 

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