白と黒のオセロ盤
□1話
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『っと言うわけだから、死なない程度に頑張ってきてね!』
なんて言葉に疑問を持たなかった私がいけないのでしょうか。いや、全然悪くないよね。
でも家を出る時、母さん嫌にハイテンションだったなぁとか、いっつも見送ってくれる兄さんの姿が見えなかったよなぁとか。
色々何時もと違う光景がそこにあったのは事実だったりする。
うんでもね、ちょっと待ってくれ。これはさすがにどうかと思う。
幾らスパルタ母さんだったとしても!幾ら私が家族の中で一番の特攻隊長であったとしても!
こっれはさすがにないと思うんですが。
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