特別部屋

□気になるお年頃?
1ページ/3ページ

クリシン。

全く…。アイツの体を離れてからもう何日か過ぎるな…。
目の前ではコランダームが奇声を発しながら調査をしているが…、うるさいぞ。
暇だ、いいから暇だ!!
元の体に戻れたのはいいが、アイツ…シングは中々いい体だったからな。(いかがわしい意味ではないよ、きっと)
しかも、こう…椅子に座っているとインカローズが、
「クリード様…大丈夫ですか?」
あり得ない微笑みを向けてくる。
それなのに、シングの間抜けな笑顔とくると、果てしなく…可愛い。(いかがわしい意味ではないよ、きっと)
シングに会いたい、会いたい、会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい!!
「クリード様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「なんだ、インカローズ…大きな声を出すな」
「クリード様!!致死量の鼻血がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「な、なんだと!?」
くっ…。
さ、さすが私が選んだ器、シング=メテオライトだ…!!
こうまで私を夢中にさせるとはな!!

「へっぷし、へっぐしゅ、ぐしゅっ!!」
「大丈夫シング?」
「うん…だれか俺の噂でもしてるのかな?」
「もしかしたら…クリードかもなぁ?」
「ひ、ヒスイ!!変な事言わないでよ!!」
「気になるお年頃だもんな」
「なにがだよぉぉぉ!?」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ