特別部屋

□熱い二人
1ページ/1ページ



Inシェヘラ砂漠

「ふぅ熱い、熱い。僕も脱いじゃおかっなー」
『ふっ』
「こらぁ!何だそのリアクションは!」
「ベリル、自分の体は今通常より冷却されている」
「うひゃあ、冷たい!気持ちいいよ〜」
ベリルはクンツァイトに抱きついた



Inノークイン
「イネス、お腹冷えないの?」
「ええ、平気よ」
「皮下脂肪ぷにぷにだからね…」

「何か言ったか・し・ら?」
「クンツァイトーイネスが計測したいってー」
「了解」
「あら、シングが呼んでるわ」
「あっ、逃げたな〜くしゅっ」
「ベリル。自分の体は、今通常より暖まっている」
「うわっ、あったか!!」
ぺったりとクンツァイトに、ベリルはくっ付く







「熱いわね…」
「えっ、オレ寒いんだけど」
「クンツァイト…アナタのスピリアも成長しましたね…。つい最近まで、私以外関心を払う子では無かったというのですが…」
「おい、リチア。母親っぽくなってんぞ」
「月日が立つのは早いものですのね…」
「いいなあ、私もシングと…///」
「オレがどうしたの?」
「兄ちゃんは、そんな馬の骨は認めません!」
「あなたもお父さんになってるわよ」

「本当に仲がいいよね、クンツァイトとベリル」
『………』
「えっ、オレ何か変なこと言った?」
ため息をつき、一部を除いた一行はそれを見る

寒さで頬を赤らめ、上機嫌なベリルと、そのベリルを抱きしめながら無表情なクンツァイト
だが無表情ながらも、なぜか遠めからもはっきりとわかる幸せオーラが出ていた

(あったかーい、なんだか、眠くなってきちゃったよ…)
(フレアマント及びアクアマントに感謝する。ベリルが近い、柔らかい…暖かい)




「なんで、あれでくっつかないのかしら♪」
「ベリル天然じゃねーか、あれ」
「貴方の真っ直ぐな言葉は、きっとベリルに届きますわ…」
「私もあんな事、したい…///」
「…?よくわかんないけど。くっつけたいなら、どっかの民家に頼めば糊貸してくれると思うよ?」
『そう意味じゃないわ♪(ねーよ、ありませんわ、ないよ)』
「?」


「…ベリル?」
静かになったベリルの脈や呼吸音より、睡眠を確認した
「人体にとって、最適温度を取得」
これで次からはこの温度に合わせればいい

仲間からの視線も、無視する
あとでリチア様に謝罪しなければならない
守護機士として、主の傍を離れていることに恥を感じながら、それでも今の自分のスピリアは…

「もっと、お前を感じていたい。ベリル」
そして、さらにキツく抱き締めた

ベリルのぬくもりのためか…、自分の装甲が僅かに熱を帯びたように感じた

おまけ
Q.クンツァイトはどうやって体温を調整してるんですか?
A.体を冷やすときは、グリーンボタンに、ウィンドマントを装備し一気に冷却した後フレアマントで断冷。体を暖める際には、フレアマントを二枚重ねたあと、ソーサラーリングで体を一気に燃やしアクアマントで断熱している。
裏生地は両アイテムとも温度を一定に保つことが出来るので可能だ
(あまり、無茶しないで下さい)



あとがき

ごめんなさい、めちゃくちゃ長いです
相互記念の小説です
勝手にクンベリ?にしてしまいました
こんな物でよければ頂いて下さい
クロクンのほうがよかったでしょうか?
甘いの書こうとしたんですが…、お題とネタが一部被った上に甘さの欠片もありません
どうも、クンツァイトに抱き付くベリルが好きみたいです
本編そんなシーンないんですがね…
ごめんなさい

馬しっぽ様のみ、お持ち帰り可能です!
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ