Novel*

□lunch time
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みぃ様リク。
学パロ



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待ちに待ったチャイムが昼休みの時間を告げるとティエリアは二つのお弁当箱を抱え科学準備室へ向かった。
一つは自分の分、そしてもう一つはニールの分だ。

廊下を走ってはいけない。
そんな単純な事、分かってはいても今のティエリアには走らずにはいられなかった。
少しでも長くニールと一緒の時間を過ごしたい。
そんな想いがティエリアを突き動かしていた。

「っ、ニール!」
「お、早かったなー」

勢い良く扉を開けるとニールと呼ばれた白衣を着た教師が振り向き微笑んだ。
肩を上下に大きく息をするティエリアにニールは更に笑みを深める。

「あ、貴方がお腹を空かせていると思って…」

本当は早く会いたかった。
けれどそんな事口が裂けても言えないティエリアは誤魔化し視線を逸らした。

「あぁ、もうお腹空き過ぎて困ってたんだ。だから早く食べさせ……あだっ!?」

スルリとスカートの内側に忍び込んできた手をピシャリと叩いて止めさせた。
油断も隙もあったもんじゃない。
叩かれた手を擦りながら唇を尖らせたニールは抗議した。

「ちょっとくらいいいだろー?」
「……お弁当箱ごと口に入れられるのとお昼抜き、どっちがいいですか?」
「どっちも嫌です!」
「全く我が儘な…」
「ちょっとくらいいーじゃんかよー。折角二人きりなんだしー…」

いい年した大人が隅の方でいじけ出した。
こうなってしまってはティエリアも折れない訳にはいかない。

「……もぅ!じゃあお弁当を残さず全部食べきったら…デザートをあげます」
「マジっ!?」
「マジです」
「やりぃ!」

急に元気になったニールに呆れながらも苦笑してお弁当を広げ始めた。




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デザート=ティエさんで。
食後に美味しく頂かれたことでしょう(((^_^)

駄文で申し訳ないですがみぃ様へ捧げます。







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