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前を歩く君の横顔
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夕日を背に、いつも通りのの帰り道を歩く。



隣には、大好きな冬獅郎がいて。







私達は別に付き合っている訳でもないし、お互い、彼氏や彼女が居るわけでもな
い。





ただの幼馴染み。







「冬獅郎?もしさぁ」



もし、冬獅郎や私に、大切な人が出来たら、こうして並んで歩く事も、無くなっ
ちゃうのかな?




「何だ?」



「ん――、やっぱ何でもない!」



「何だよυ」




だったら今のうちに、少し、甘えておこうかな?






「ね、冬獅郎!手、繋ごーよ!」



「はぁ?何でだよυ」




「久しぶりにどーですか?」




「却下。」




「何で!?いーじゃん!」




「……」





「ねーってば!!」







一つ舌打ちをして、私の手を取った冬獅郎。









(それは、夕日なんかに)
(負けない位紅赤くて)







――手を繋いだのなんて、何年振りだっただろう。


昔とは違う冬獅郎の手は、暖かくて。




その後、冬獅郎にキスされた事は、二人だけの、秘密。












久しぶりの甘(^^)vV
短くてすみませぬ(><)
20091108

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