Novel:Re
□Clinic!愛情診断
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「………。」
とある昼下がりのボンゴレ邸執務室。
白いスーツの少年と黒い制服の青年がソファーに座り頭を突き合わせてその雑誌を読んでいた。
「久しぶりにあったらかぁ……」
「くだらねぇ質問だなぁ」
「俺はまずお帰りって言うかなぁ」
「まぁ大概、俺が居ないのはお前の仕事がらみだからなぁ」
そう、見えないけど彼の上司の更に上司は俺(見えないけど)だから挨拶するの必然的に決まる。
仕事上の労いとしての口上もそうだけど、本心から彼が無事に帰ってきたことは安心する。
「@言葉と…スクアーロは?」
「あ"ぁ?」
「だから、スクアーロならどうする?」
「俺ぁ、や"ぁっぱりこれだろぉ」
「うん?」
スクアーロは何故か俺の方に手を伸ばしてきた。