頂き物

□成長期
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最近十番隊隊長日番谷冬獅郎は成長しはじめていた。


「冬また背伸びたな〜。」

日番谷は頬を染める。

照れているのだ。

「成長期でも来たんか〜?」

「当たり前だ…。」

日番谷は照れてそっぽを向く。


(可愛えな〜冬。)

市丸はそんな気持ちで少し成長した日番谷を見守っていた。


しかし今日日番谷はとんでもないことを言い出した。

「今日は俺が攻める。」

普通に市丸の自室で二人でいい雰囲気になって。


「……冗談やめよーな〜。」

「冗談じゃない。」

「いやや。」

「でも約束した。」

「してないわ。」

「した。」

日番谷いわく、その約束は日番谷が成長する前に交わされたらしい。

『俺が攻める。』

『冗談やめーな。』

『冗談じゃない。』

日番谷は市丸の上に乗る。

『んじゃもうちょっと背が高くなったら攻めさせてあげるわ。』

『…………。』
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