白ツナ置き場
□hestory repeats itself 02
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「それではこれにて晴れのバトルを終了致します。」
act.02
hestory repeats itself 02
チェルベッロの掛け声と共に晴のリング戦が終わる。
ヴァリアー達は試合が終わると同時に
もう用無しと言わんばかりに去っていった。
そして突然過去に戻って来たツナは、
以前のダメっぷりを見事に再現していた。
(無事に記憶通りに進んだ…か)
リボーンとの過酷な、しかし正式にボンゴレのボスとなった
未来のツナにとっては容易な修業を
再び乗り越えたツナは安息する。
ツナは未来の自分が過去に介入している事に不安を感じていた。
その事によりどう未来が変化するか、予測が不可能だからだ。
”ツナ”いた時代では将来ミルフィオーレファミリーが
ボンゴレと同等の力を得た。
しかし過去の時代に来た自分により
それがどう影響をしているのか心配していた。
勿論、今度の人生は自分が死ぬ事のないようには生きるつもりだ。
例え未来をねじ曲げてでも。
しかしもし万が一、変わることのない先が待っているなら
再び白蘭の手に掛かって死にたい。
(庇って死んだとはいえ)
ツナは他の人間にくれてやる命はないと思っている。
そしてツナは最終的に自分の死が待っている未来に恐れはない。
それは再び白蘭と出会えることを意味するからだ。